2013年8月30日金曜日

8月の北海道出張日記⑥ 外山さんのじゃがいも ~美瑛~

美瑛に来ました。

美瑛馬鈴薯出荷グループの外山さんのお宅へ今年の状況伺いとご挨拶です。

僕達を迎えてくれたのは、やっぱりこの人。
外山さんの奥様、明美さんです。

相変わらずお名前のとおりです。作業着のハートがキュートです。

男爵とキタアカリの粉ふきいも。

僕達が来るタイミングで準備してくれていました。

うんまああいいいいい!!

特に男爵。

今の時期に、こんなにじゃが芋の味が「イモイモ」しているなんて、ほんと驚きです。

まじうまい。

ちょーうまい。

調子に乗って6個も食べてしまいました。お昼終わって満腹だったのにもかかわらずです。

食べ過ぎでしょって?

今日だけはいいのです。

今、美瑛を含め北海道はどこも雨だらけ。

一時の雨不足が信じられないほどです。

土が乾いていない畑で収穫しているから、上の写真のように土(泥)がたくさん付着し、 一つ一つ手で土を落とさなければいけません。

どうしても出荷しなければならないから、天気も悪く足場も悪い中、夜遅くまでの収穫作業となっているそうです。

さらには、ちょっと前の大干ばつの影響でじゃが芋が小さいから、いつもより選果作業が1.5倍くらいかかっているそうです。

普通なら1日で終わる出荷ケース数でも、芋が小さいからなかなか箱がいっぱいにならない。玉数は増える分、手間も増える。

いつもなら1日で終わる量が、1日半かかるよと外山さん。

明美さんが差し出してくれたのは、その小さいサイズ、Sサイズです。

さっき粉ふきにして出してくれたのと同じサイズです。

でも、小さくてもほんとに美味しかった。

9月後半に、小玉だけを集めた応援企画として、チラシにお目見えします。

多くの人に食べてもらいたいと思います。


帰りがけ、外山さんに案内してもらったのは、期待の新品種「はるか」の畑。

雪解けをイメージして「春の香り」から「はるか」と命名されたそうです。
なめらかな食感がポテトサラダに最適です。

上の畑の写真は、収穫するために、葉を落とした状態です。

降り止まない雨のせいで畑はぬかるみ、機械では畑に入れないので、手掘りするしかないね、だって注文に間に合わないからね、と外山さんは言います。

今年のはるか。

はじめて掘ったそうですが、玉のつきも大きさもまずまずでホッとしました。
でも、たまたまかもしれないので安心はできません。



これもまた、たくさんの人に食べてもらいたいです。

作っている人が分かるからこそ、そう思います。

僕がそう感じている気持ちも、たくさんの人に伝えたいと思います。

生産者のみなさん、おいしいじゃがいもを、今年もありがとうございます。



0 件のコメント:

コメントを投稿