2012年12月31日月曜日

ただいま。


今日が今年の仕事納め。

今年も午前中はおせち、刺身の配達でした。

みんなには「嘘っぽいね」と大評判の、最高の笑顔でお届けしてきましたよ。


配送支部に帰着したら、仲間たちが「おかえりなさい!」と快活に迎えてくれました。

僕も快活に「ただいま!」と応えました。

現場を久しく離れている僕にとっては、しみじみただいま!だなぁと思いました。



さて、そろそろ家へ帰ろうと思います。

そう思ったら、ふとさっきの「ただいま」という言葉を思い出しました。

ただいまっていいなぁと。


配達から事務所へ戻ってきて「ただいま」。

長い出張から帰ってきて「ただいま」。

一日を終えて自宅の玄関を開けて「ただいま」。

懐かしい場所へ訪れて「ただいま」。

離れていた人のところに戻ってきて「ただいま」。

大晦日に実家に帰って「ただいま」。


そして、迎えてくれる「おかえり」が、明日へ向かう僕達を元気づけてくれるのだなぁと。


今年もたくさんの「おかえり」で迎えられ、その声に背中をやさしく押され、どうにかこうにか次の日、次の日へと、すすむことができました。

僕も誰かを後押しする「おかえり」の一つになれていたならいいなぁと思います。


去年の今頃は、まさかこんな一年になっているとは思ってもいませんでした。

まぁ、毎年そうですが。


でも、明日が分からないことは「不安」ではありません。

僕はそれを「これ以上ない楽しみ」だと思っています。

ちょっとの強がりも込めて。


明日も、その次の日も、きっといい日になります。


一年間大変お世話になりました。

来年もよろしくお願い致します。

また来年!の方がいいね。

午前中の配達を終えて事務所で普通に仕事をしていると、チラホラいた職場の同僚達がはらりはらりと帰っていく。

「今年もお世話になりました」

「よいお年を!」

「また来年!」


また来年!って言うと、ずっと先の未来のコトのように思えますが、僕達の仕事始めは1月3日。木曜日。

しあさってのことなんですね。

今日が月曜で、木曜日にまた会うってこと。


なんだかなぁと思いつつも、とても日本人らしくて、なんかいいかも。


「んじゃっ、またしあさって!お世話になりました!」というより、

「また来年!お世話になりました!」の方がずっといい。


今日は今年366日目。

1日得したと思えば気持ちがいいもんです。


さあ、あともう一息です。

2012年12月30日日曜日

きっといいことがあるんだ!

今日はセンターでおせちの仕分け作業。

午前中で終わったので、谷口さんとあちらこちらお店を回りました。


さすが谷口さん、お店の売場作りについての視点が鋭い。

目の前で売り場の手直しをしてみせてくれたのですが、いつもの控えめな感じは全くなく、水を得た魚のようになめらかでいてしかも確実な手さばきが見事でした。かっこいいっす。


そこそこ店を見て回り、日も落ちたので今日は事務所に戻らず帰ろうかとなったのですが、事務所にPCのアダプターを置いていたので、雨の中5分くらい悩んで、結局それだけ取ってすぐに帰ろうということになりました。

15分くらいして事務所に着きました。

さすがに12月30日の夕方です。

いつもは事務所に70~80人くらいいるでしょうか、今日は5人しかいませんでした。

お目当てのアダプターを手にして、さて帰ろうと周りの様子を伺うと、ちょっとおかしい。

。。。

。。。。


何か、大きなトラブルが起きていたようでした。

これは気付かれないうちに事務所を出なくては。。。

。。。

。。。。

。。。。。


遅かった。。。


それから、2時間。


トラブル処理のお手伝いをするはめになったのでした。

農産とは、なんにも関係ないのが幸いというか、なんというか。


あの時事務所に寄らず帰っていれば。。。なんて思っていません!!!

なんで精肉のことを僕らが。。。なんて思っていません!!!

先に帰ったみんな!。。。なんて思っていません!!!


僕と谷口さんがたまたま寄ったことで、困るはずだった人が困らなくて済んだ。

そのことに、僕らは手を取り合って喜び合ったのでした(イメージ)。


きっといいことがあるはずです。

明日あたり、きっと!

ねぇ、そうでしょう?






2012年12月28日金曜日

スイートスプリング、名前はいいんだけどなぁ。

明さんが持ってきたのは、1kgネットのきんかんと、不思議な包み。

「逮捕」って大きく書いてあるスポーツ新聞で包まれている。


見当もつきません。


それ何?と聞くと。

なぜか少し慌てた様子で新聞を破き始めた明さん。

ん?

んん?

中から現れたのは。


スイートスプリングの箱でした。

はっさくと温州みかんのかけあわせなのだそうですが。

はっさく好きの僕ですが、きっと食べたことはあるはずなのですが、残念ながらあまり印象がありません。

だからこそのリベンジとして、明さんは持ってきてくれたのでした。

それも、明さん、我らがアシスタントのお姉さま方にはきっとウケる!と思ったらしいのです。その自信と根拠のほどは分かりませんが。


でも、それで、なんでスポーツ新聞。。。それも「逮捕」。。。


いただきましたよ、ありがたく。

一年ぶりの僕のムッキーちゃんが腕を振るいましたよ。



そしてみんなの感想は。。。

。。。

味も悪くはないんだけどなぁ。。。

今ひとつパッとなぁ。。。

しないんだなぁ。。。

名前はいいんだけどなぁ。。。

色がちょっとなぁ。。。

。。。


明さん、ごちそうさまでした!

2012年12月27日木曜日

紅芯大根、うまそうだすぺ?


とてもお世話になっている野菜ソムリエの方から紅芯(こうしん)大根を頂いたので、我らが伝統食マイスターに甘酢漬けにしてもらいました。

鮮やかな色と歯ごたえが抜群でした。

素朴だからこそ、味わい深い。

うまそうだすぺ?

食いたいすぺ?

んだすぺ~。


おっとついつい、漬物を食べてしまうと方言が出てしまいます。

「おいしそうでしょ?」

「食べたくなってきたでしょう?」

「そうでしょうそうでしょう!」


こんな感じだすぺ?


おっとついつい、方言が。。。


最近、どうにもこうにも「すぺすぺすぺすぺ」ループが止まりません。

でも、なかなかしっくり来るんですよこれ。


んだすぺ?


そんな声がどこからか聞こえてくるようです。

どこからかって?


そんなの、決まってるすぺ!


おっとついつい。。。

2012年12月26日水曜日

春、お先に。


そら豆。

春を告げる野菜の一つです。

遠く鹿児島は指宿(いぶすき)から届きました。

東北は枝豆の文化なので、そら豆はあまり食べる習慣がありません。
でも実は、宮城県は全国のなかでも結構そら豆産地としては出荷量が上位なのですが。

さっそく塩茹でに。


おぉ!そら豆の匂いだぁ!

贅沢だ。



今月、12月14日に訪れた指宿のそら豆畑。

遠くに開聞岳が見えました。


その名の通り、ちゃんと空を向いてなっていました。


収穫したてのそら豆達。露地なのに、なんてきれいだ。

道端には菜の花がもう満開でした。


茹であげたばかりのそら豆。


ふんわりとした豆の匂いは、春のおすそ分けのようです。

みんな、明るい春が来るのを、じっと待っています。

2012年12月25日火曜日

あきらめたらそこで

今、「せり」が大変なことになっています。

なくてなくて。

宮城では、年末年始に「せり」は必需品です。


今日、神戸の大先生から電話がありました。

昨日話題にした「せり」の品薄の話を受けて、なんと方方探してくれていたのでした。

本当にどこもない状況で、あるかも知れない産地を教えてくれたのですが、それでも「力になれなくて申し訳ない」とまで言われました。

ありがたいやら申し訳ないやら。。。と恐縮していたら、思い出したことがありました。


あれは何年前だろう。

そうだ、2007年の11月のことだった。

茨城の干し芋業者が、賞味期限を書き換えて出荷していた事件がありました。

そのニュースが流れたとたん、どこもかしこも干し芋の争奪戦が始まりました。

もうあと3日後には納品しなければならないのに、ないないない。

僕とそのときの上司は、とにかく恥も外聞もかなぐり捨て、夜遅くまで、他に誰もいなくなった事務所で、思いつく限りの取引先さんや産地へ電話をかけました。

一方、早々と仕入れをあきらめたところもあったようでした。

あきらめたところもある、という話が出た時上司が言いました。

「あきらめるのは簡単だよ。楽だ。でも、そこであきらめるかどうかでバイヤーの真価が問われるんだよ」と。


結局その時は、上司の電話した先の方の尽力で、なんとか都合をつけてもらえることになりました。

その言葉は、きっとずっと忘れません。



僕達があきらめたら、もう誰も何もしてくれません。

なんとかならない時もあるけれど、あきらめたらなんとかなる可能性はそこで消えます。それは確実です。


僕たちは最後の砦なのです。


原田さんも、きっとそれを教えてくれたのだと思います。

取引先としてではなく、大先輩として。


あきらめたらそこで。



ですよね。

2012年12月24日月曜日

ささやかな魔法

言葉にしなければ、それは本当のこととして、ずっと続きます。

僕達夫婦はたぶん将来にわたって、何も言わないと思います。


だから、それは娘たちにとって、本当のこととして、ずっと続くのです。



いつだったか実家でこんな話題になった時に、30歳過ぎた僕に対して、もうおばあちゃんになっている僕の母親は、未だにとぼけ通しでした。

だから僕は本当のことは未だに知らないのです。

だから、そのままにしておきました。

知らなくてもいいこともあるのです。


コーヒーとクッキーはサンタクロースへ。

にんじんはトナカイへ。

朝にはどれもきれいになくなっていました。


いつまでたっても親子は親子。

親たちが子どもたちへかけられる、ささやかな魔法なのだと思います。

贅沢サラダ

おいしそうだおいしそうだと言っていたら、なんと作ってくれました!

言ってみるもんだね!


アボカド(フェルテ)の生ハム巻き!

こっくりうまい!

ハムうめぇ!


アボカド(フェルテ)とツナのサラダ!

こっくりうまい!

ベビーリーフやるぅ!


よくスーパーで見る、一般的なアボカドは「ハス」という品種。

このフェルテは、まあどこでも見ないなぁ。

それも、国産ですよ。国産。


このアボカドは僕でも食べられるんだよなぁ。

そうそう、ニュージーランドのアボカドは「ハス」ですが、あれも結構いける。


どちらもドレッシングはなし。

黒胡椒と岩塩がまたいい味でした。


やっぱりアボカドはわさび醤油・・・じゃないよなぁという、今日の感想でした。


素材の味を楽しむ。

きっと、最高に贅沢だ。


アボカドがどうしようもなく苦手な僕のために、送ってくれたり、作ってくれたり。

みなさんなんて優しいんでしょう!

ごちそうさまでした。

2012年12月23日日曜日

元気で。

毎朝一緒に学校へ通っていた娘の友達が、札幌に引っ越すことになりました。

今日が出発の日でした。

午前中用事があったので今日は会えないと思っていたのですが、一か八か行ってみることにしました。

間に合うか分からなかったけれど、ささやかだけど気持ちを届けようと彼女の家へと向かいました。

そしてほどなく到着しました。

でも、道路に面している部屋のカーテンはすべて外され、室内にはもう何もありませんでした。


しょうがないねと娘たちと話していると、あれ?僕らの乗る車の後ろの方から、5歳になる友達の弟が一人でぽてぽてとこちらへ歩いて来ました。

ちょうどそろそろ出発しようとしていたようで、別の棟にちょっと行っていたところのようでした。

ご家族みなさんで出てきてくれました。

よかった間に合った。


最後に子どもたち、並んで写真を撮りました。

寒風吹きすさぶ中、体を縮こませながら、ぴったり身を寄せ合いながら。

それでも、満面の笑顔とピースでした。


こうしてひとつずつ、自分の引き出しに、優しい記憶をしまっていくのだなぁと思いました。

みんな元気で。

2012年12月22日土曜日

同じ時代を

10年以上前に聞いていた歌が、今になって沁みてくることがあります。

その時は大して印象に残らなかったものでも、時間がたって、年齢を重ねて、さらにここ2年のいろいろを経てから改めて聞くと、以前とは全然違って聞こえるってことあります。

大学時代の友人に誘われてコンサートに行って来ました。

彼と会うのももう2年ぶりくらいでした。

積もる話はいっぱいあって。

同じ時に同じ県内にいたのに。
同じ経験をしたからこそ、かも知れません。

彼は彼で、同じ激動の中をどうにかこうにか今までやって来ていました。


ホールの前には行列が出来ていました。
いいなぁこの雰囲気。

「ライブ」と呼ぶには客層がかなり落ち着いた感じで、やっぱり「コンサート」というのがふさわしい。
おまけに僕の席は3階席のはじっこのさらに後ろの方でしたが、まあそれも良かった。

でも1階席は総立ちだったな。みんな若いな。


肩をもまれてはじめて、肩が凝ってたことに気づくということがあります。

自分で意識していないだけで、たぶんいろんなことに身構えているんだと思います。

歌は、そんな気持ちの凝りをほぐしてくれる効果があるようです。


最後の歌は、今から14年前の歌でした。

でもまさに、今の歌だなぁと思いました。

いいコンサートでした。


いつの日か君や僕を 誰も知らない時が来る
僕達が昔の人達を 知らないように

滴が床に落ちるような時間で 僕らは生まれ合った
幸せだとか 悲しみだとか分けあいながら

同じ時代を 歩いて行く 僕達さ
物語を つないでいく 僕達さ
(同じ時代を)

2012年12月21日金曜日

チェルキオの夢

難しいこととか、あまり考えたくないこととか、めんどくさいこととか、気が重いこととか、先のこととか。

とりあえず置いといてって時間が、最高に楽しいです。

何が面白くてあんなに笑ったかさっぱり覚えていないけれど、その他愛のなさがいいのだ。


いろいろあったしいろいろあるけれど、明日は明日でいろいろあるんだろうし。

そんな時は、シャンディーガフのグラスを傾けたりしながら、夢の話に花を咲かせるのもいいもんです。

夢の中では、花は、自由に綺麗に咲くものです。


2012年12月20日木曜日

理不尽なフェルテ


カッコよくキメようとして、全くサマにならないことって、よくあります。

だからはじめからキメようなんてもはや思っちゃいません。

そうかと思えば、無造作なのに、なんかオシャレってのも、よくあります。

それを真似て無造作にしてみると、それは単なる「雑なだけ」になることもザラです。

なんでしょうね。
この差。

ずりーずりーって内心思っています。

寂しいことに、そのへんの差は、子供の頃から全く埋まってくれないようです。


写真は、アボカド(フェルテ)のサラダ。

アボカド好きな人に、貴重な国産のアボカドだよとあげたら、サラダにした写真を送ってくれました。

美味しそうだ。

無造作っぽいのに。

いや、「美味しそう」じゃなくて、ちゃんと美味しいそうです。

「うまいんだっつーの!」って声が聞こえてくるようです。

見た目って、実は最高に重要です。料理も。人も。




こちら、もう一人のアボカド好きの逸品。オサレです。

悔しいです。。


僕も以前、家でアボカドサラダをつくってみたのですが、無造作に盛りつけてみたのですが、なんとも残念な仕上がりになったのでした。

写真になんか残しませんでしたよ。


僕の目の前にあるフェルテもそろそろ食べごろのようです。

サマにならなくったっていいんです。

いいんです。

いいんだ。

いいんだよ。。。

玄米餅


福島県郡山の石沢さんから茶色い小箱が届きました。

箱の中には、同じ郡山市の橋本さんが作った玄米餅が入っていました。

さっそく焼いてみました。

香ばしくて、なんとも素朴な味わい。

あちあち言いながら、みんなで頂きました。

なんの味もつけず、ただ、焼いただけ。

美味しい。


風景が広がるような味でした。


まだあと少し残っています。

次はちょっと醤油なんてたらしてみようと思っています。


同梱されていた「野菜通信 ふれあいカード」には、二本松の生産者、大内さんのメッセージが数行したためられていました。

「現在ゴボウの掘取りや保存用野菜の収穫貯蔵・豆類の選別など正月を前にして1年まとめの仕事に追われております。」


新しい年まで、あと10日たらず。

寒風吹く中、それぞれの年末の風景があります。


夜、棚卸を終えて事務所を出ると、風花が舞っていました。

2013年は、もう、すぐそこで待っています。

2012年12月18日火曜日

星を継ぐもの

今日、産直センターふくしまとの今年を振り返る反省会がありました。

5月11日に今年の進め方を決めたその日から、とにかくやっていこうと狼煙を上げて進めた結果、大変な実績を残すことが出来ました。

良かったこと、もっと良くしたいこと、前向きに見直すことなど。

たくさんの意見が出ました。

来年の計画のたたき台もできました。

ツアーも、協議会も、農業体験も、日程までおおよそ決まりました。

そして、取り組みの方向性についても、いろんな意見の交換が出来ました。

来年は震災から3年目。

応援する、される。支える、支えられる。

ずっと続くことだけれど、ずっと「する、される」ではないよねと。

「味と品質」「ここの産地だから」。買う理由が本来の理由になるように。

想いを大切にしながらも。


そして僕は思うのです。

先人の築いてくれた財産の上に、自分たちが立っていることを常に忘れてはいけないと。

たまたま今自分が関わっているだけで、今いる自分たちだけが作った結果ではないということを。


去年産直センターふくしまのみなさんから、僕たちは「希望の星だ」と言っていただきました。

だとすれば、僕たちは星を継ぐものなのだなぁと思います。

僕が受け継いだ星は、次の人へ引き継ぐ。


僕は忘れません。


2012年12月16日日曜日

300円のサプライズ

プレゼント交換をすることになりました。

予算は300円。

絶妙な金額です。

100円でもなく500円でもなく、1000円でもない。

300円。


一生懸命考えています。

熊本出張だったからくまモングッズか、とも思ったけれど、ちょっとベタすぎるし。


贈り物ほどセンスが問われるものはないので困っています。

出張中、駅や港や空港で時間が空くと、つい300円300円と目が300円のものを探してしまいました。

でもまだ見つかっていません。


僕の大好きな作家に小山薫堂さんという人がいて、「おくりびと」の脚本を書いたり「料理の鉄人」という番組を作ったりしている人なのですが、その人はプレゼントがとても上手な人で。

サプライズを考えることがとても好きなのだそうです。
何冊も著書を読んだのですが、そんなことがビシビシ伝わる内容のものが多かったです。

そうそう、「くまモン」の生みの親でもあるのです。

九州新幹線が博多から鹿児島まで開通したら、熊本は素通りされるんじゃないかということを危惧した熊本県からの依頼で、小山薫堂さんは「くまもとサプライズ!」という企画をたちあげて、その中で新たに作ったキャラクターが「くまモン」だったそうです。

企画は大当たりでなんとくまモン、ゆるキャラグランプリで1位になるまでに。

すごいっす。


あぁ300円、どうしようかなぁと福岡空港の搭乗口でもまだうじうじ悩んでいると、僕達のまわりがちょっと賑やかなことに気が付きました。見れば、「撮影中」なんていう腕章をつけたテレビ局風の人がカメラを構えたりしていました。

誰か有名人でもいるのかなと後ろの席を振り返ると、なんとそこにいたのは。

小山薫堂さんその人でした。

おおぅ。

なんてこったい。

そうか、彼は天草出身だから天草に向かう飛行機を待っているのかもしれない。ちょうどそろそろ天草行きが搭乗開始のようで、天気が悪いのでそれが遅れているようでした。

よっぽど。

よっぽど聞こうかと思いました。

小山さんなら300円で、何を買いますか、と。

でも、いきなり見ず知らずの人間が「あなたなら300円で何を買う?」なんてことを聞いてきたら「そうだね僕ならね」なんて言わないだろうし、そんなことを聞いて空港係員に連れて行かれるのもいやだったので、そして生来の小心っぷりが、僕をなんとか押しとどめました。

仙台行きの飛行機搭乗の時間だったので、最後に振り向くと、目があった気がしました。


遠路ようやく帰宅すると、居間のテーブルにくまモンがいました。

何かのおまけのようです。


もうちょっと考えてみます。

2012年12月15日土曜日

悩んでます。


遠くに霞むのは天草。

島原半島に上陸してからというもの、天気が悪いのです。


ここのところ、何か良からぬ噂を広められつつあります。

僕が訪れるところは決まって「雨」だと。

「雨男」なんじゃないかと。


そういえば今年の7月美幌に行ったときは記録的な大雨だったなぁ。土砂崩れひどかったなぁ。

そのすぐあとの北海道東川に行った時も雨か。

この前の和歌山も雨か。

去年の佐世保も2000tくらいの大変な雨だった。

雨だけじゃない、嵐や大雪もある。

そういえばこの前、11月なのに大雪だったなぁ北海道。

去年だったか一昨年だったか、数十年ぶりの積雪だったなぁ、和歌山。

そういえば鹿児島で積雪っていういのもあったなぁ。

むしろ「雪男」なのかなぁ。


心当たりがないわけでもないのが悲しいところです。

前は「晴れ男」だと自負していたので、けっこうショックです。


以前担当して頂いていたホクレンの吉井さんは自信満々に晴れ男を名乗っていて、「いつも太陽は私を照らしてくれるんです。だから私は晴れ男なんです」と言っていました。

悔しくてたまりません。


今年の出張は今日の長崎でおしまい。

次の出張は1月4日から。


もし万が一、そんなのはいやですが、万が一ですよ、その日から天気が悪かったとして。

誰にも気付かれずに過ごしたいなと、今はそれを願うばかりです。

でも一人、いるんだよなぁ、一緒に行く人に。それを知っている人が。

むしろその噂を作ってくれた張本人が。

いつか「晴れ男」になって、見返してやりたいと思ってはいるのですが。

全然自信がありません。


悩みは尽きません。

2012年12月14日金曜日

トマトの花がうつむく理由

熊本県八代。

トマトの花は必ずうつむいて咲きます。

トマトの雄しべは雌しべを包むように筒状になっています。

トマトの原産地アンデス地方はとてもとても風の強い地域で、普通の花の形をしていたら、花粉はみんな飛んでいってしまい、受粉することができません。

だから、雄しべを筒状にし内側に花粉を作り、下をむいた花が風に揺れることで確実に受粉をするしくみとなったそうです。花粉も失わず、しっかり次の世代を作ることが出来る。

生きている環境に、自分で自然と適応していく。動けなくても。


すごいよなぁ、植物って。


ちなみに日本では普通トマトはハウスで作るので風が全く吹きません。

だから「蜂」を飛ばして、餌の花粉を取ろうと花を揺らす修正を利用して、受粉をさせていているのだそうです。運び屋ではなく「揺らし屋」なのです。

それも適応の一つなのかも知れません。

人の?植物の?

さてどうでしょうか。


「理由」は、そのへんにたくさん転がっています。

うつむくことにも、前向きな理由があるのですから。

「役に立つこと」だけが、役に立つこと(直接的な実益になること)ではないと、僕は思うのです。

2012年12月13日木曜日

あたりまえのことだった


あたりまえのことをおろそかにして、そうじゃないこと、次のステップのことを先にやりたがることが多くありました。

小学生5年生のころの僕は、買ってもらったばかりのファミコンソフトの説明書なんか見向きもせずに自己流でああだこうだとやっていたものです。説明書を読むなんてまどろっこしくて。

それで通用することもあるけれど、そうじゃないことがほとんどです。

派手さはないけれど、地道に確かに進めなきゃないことがたくさんあります。

勢いですすめてもそれを進め続ける力(というか要領というか)が自分になければ、かえって時間もかかるし迷惑もかかります。

宮崎でそれを確認しました。


大事にしたいことが、以前とは違っているのです。

2012年12月12日水曜日

美味しい教材


一番奥から時計回りに、スターキング、サンふじ、金星、北斗。

すべて正真正銘「葉取らず」のりんごです。

決してどこかの「葉取らず」の顔をした「葉取れず」ではありません。


どれにも蜜が入っていました。

特にツートンカラーの金星には、かなり驚きました。
見た目も味も。

北斗もスターキングも最高でした。

そしてやっぱり「ふじ」っておいしいなぁと毎度のことながら思いました。
このふじは、雪が降るころまで樹にならしておいた、「雪待ち葉取らずサンふじ」。

香り、食感、味、甘さ。

みーんな見事なほど違う。


どうしたらよいか分かりません。

どれもこれもおいしくて。


そして実は、このりんごの箱に入っていたみかんが、もしかしたら今年一番美味しかったみかんだったかも。


この美味しさ、どう表現したらいいのでしょう。

これはイケる!と思って企画したものが、しょんぼりな結果だと本当に悔しい。

こんなにおいしいのに。。。


伝えること。表現すること。

もっともっと勉強です。

そのための教材ですから。

あくまでも。


そろそろいろんな柑橘が出てくる時期です。

いよいよいい季節になって来ましたね。

教材、拒みませんから。

安心して下さいね。

2012年12月11日火曜日

冬のひまわり


東松島大塩仮設住宅、ひまわり集会所。

この前のJAきたみらいのみんなが来た日以来の委員会でした。

あの交流会はとっても良かったよーと言ってくれました。
じゃがいも、おいしかったねと。じゃがいもと玉ねぎのおみやげ嬉しかったよと。


自治会長の内海さんは言います。

「もの」って大事だね。
今はまだ、「もの」が気持ちを埋めてくれるから。

そのうち、「もの」では埋まらなくなっていく時が来る。
それまでは、まだまだ「もの」は大事なの。

だから、また何かあったら声かけてね。

そんな風に最後にはいたずらっぽく笑うのでした。


今日もいろんなお話を聞きました。

仮設住宅に入った頃は、目が覚めると自分の家じゃないと思っていたけれど、今では自分のすみかに戻ると安心している自分がいる、あぁ慣れてきているんだなぁということ。

みんな行く場所なんて全然決まっていなくて、今から山を削り海を埋め立て、山と埋立地に宅地を作るそうだけどどんなに早くても、あと3年はかかる。最短であと3年。みんな移れるとしたら10年はかかる。年寄りなんて生きているうちに移れるか分からないよね、ということ。

むしろ、高齢の人たちは引越しすることもおっくうになってきていること。

今度子どもたちが遊ぶことの出来るスペースをひまわり集会所のとなりに増築すること。


すぐ隣りのスペースで、みなさん一心にアクセサリーづくりに励んでいました。

来るたびに新作が出来ていて、どれもこれも素敵で、すごいです。


僕には到底想像できないような厳しい現実に真正面から向き合って、いろんなことを平行線の中ですすめるみなさんは、ほんとうに強い。

そして何よりみんな、気持ちいいほどあけすけで、明るい。

ここに来ると、笑いの渦にいつしか巻き込まれているのです。


まさに、冬のひまわりだなぁと思うのです。

縁にありがとうです。

次回は1月。

みなさん、また来年もよろしくお願いします。

2012年12月10日月曜日

大切な時間

今日、闘病中だった横浜の伯父が亡くなりました。

義母の長兄で、父親を早くに亡くした義母にとっては、20歳以上年上の長兄は父親代わりだったそうです。そして、妻にとっては祖父のような存在でした。

僕も大変お世話になった方です。
とても大きい方でした。


病が分かってから、あっという間のことでした。

8月に会ったときは、食は細くなっていたけれど、まだまだ元気でした。


全然信じられません。

行けばまだ迎えてくれそうな気がします。


あの時会いに行って、本当に良かったと思います。

まだまだ何度も会いたかったとは思うけれどでも、

あの日会いに行っていなければ、きっと妻は一生後悔したと思います。


彼女の中では、最後に会った元気な「おじちゃん」が、ずっとそのまま生き続けるのだと思います。


大切な人と過ごす何気ない時間を、当たり前に続く毎日を、もっともっと大切にしようと思います。


それは、ずっとは続かないものだからです。






2012年12月9日日曜日

雪のけやき並木


あと数時間で光の並木に変わる、定禅寺通りのけやき並木。

でも、雪化粧の静かな美しさは、それにしかない味わいがあります。


今日、ニュージーランドのネルソンという町で気仙沼に住む家族と離れ一人で高校生活を送る熊谷くんという16歳の高校生と会いました。

自分の考えをしっかりと持った、芯の強い、自分の言葉で思いを話せる高校生でした。

彼を中学生の頃から知る方も同席してくれたのですが、熊谷くんを見て、随分しっかりしたなぁと感心しきりでした。
聞けば、去年日本にいた時までの彼は、どちらかというと内気で大人しいタイプだったそうです。

そう、今日集まった高校生の何人かはまさにそんな感じでした。

年明けにニュージーランドへ行く高校生向けの説明会があり、そこで自身の留学体験を話してくれるということで、高校の夏休みで里帰りしていた彼が今日仙台へ来てくれたのでした。

ニュージーランドは今、夏。
12月から2月はじめまで、夏休みが続くそうです。


難しいことはまったく分からないけれど、高校生くらいって、新陳代謝とか細胞分裂とか変化とかつまりまるごと新しくなるっていうか、そんなのが大人の何十倍も早いんだろうかって、彼と話していて思いました。

そういえば自分の小学生の娘達もそうかも。

子どもから大人へのめまぐるしい変化の時期を豊かにするためには、たくさんの人との出会いと、見る聞く触れる感じる味わうっていう経験と、そして一番はそれらを材料に「自分で考える」ということが大切なんだろうな、と思いました。


振り向くと、雪が舞うけやき並木の下で、すぐ目の前にある結婚式場で式を挙げるらしいウェディングドレスとタキシードの二人が記念撮影をしていました。

ぐっと冷え込んできました。

2012年12月8日土曜日

向き合う

同じ文章を読んでも、自分がその人に、そのことに向き合わないと文字面しか見えません。

その文章を書いている人に、その内容に、きちんと向き合うことで、言葉だけからでも充分想いは伝わるもの。

以前に来ていたメールを改めてそんな心持で読んでみて、そのことがよく分かりました。

信念に基づいて行動している人はぶれない。

ああ、だから続けるんだな、続けられるんだなと。

想いはとてもシンプルで。

なんとなく、自分から向き合うことを避けていたのかも知れません。


いつでも出来る自信はあまりないけれど、正面から向き合う強さを僕ももっと持ちたいなと思うのでした。


2012年12月7日金曜日

大丈夫です。

夕方、大きな地震がありました。

たくさんの方々からお電話いただきました。

随分電話つながりにくいようです。

つながった方も、そうでない方も、みなさんご心配いただきありがとうございます。

今自分がいる付近は全然問題ありません。

身の回りの人たちも大丈夫です。

ただ津波警報が出ている沿岸が心配です。

沿岸の配達は途中で中止したそうです。

情報では、ガソリンスタンドが列をなしていたり、国道の渋滞がひどいと聞いています。


先ほど、地震に慣れちゃいけないよ神戸がそうだったから、と神戸の原田さんから電話で一言いただきました。

こればかりは全然慣れません。


遠くの方、近くの方、みなさん、本当にありがとうございます。

2012年12月6日木曜日

21歳

守屋青果の熊谷さんの秘蔵っ子、川村さん。

21歳、まるで少年のようなまっすぐな眼差しが印象的でした。

5月の青すぎる空って感じでした。

自分は5月じゃないんだなぁそうだよなぁ、何月かなぁ考えたくないなぁ、昔はこれでも爽やかって言われてたこともあったのになぁ。そりゃそうだよなぁもう38歳だもんなぁ、気持ちは若いつもりなのになぁ、それって成長していないってことだよなぁ、それは当たっているなぁ。そうだよなぁ。・・・だよなぁ。・・・なぁ。。。

心中、独り言が止まりません。


今回は、いろいろななすのオススメに来てくれました。

熊谷さんが見守る中、一生懸命お話してくれました。

熊谷さんが可愛がっている理由が分かる気がしました。


仕事は、考えなければいけないことがいっぱいあります。

これからよろしくお願いします!


2012年12月5日水曜日

「商品」のそのうしろに ~めぐみ野交流集会~

産直の交流集会があり、今年も大谷果樹組合のみなさんがとっておきのりんごを持ってきてくれました。

さっそく押し寄せる人人人人。

おかげさまでかなりの大盛況。

持ってきてくれたりんごのほとんどがあっという間になくなるほどでした。
始まる前には、見本のりんごが行儀よく並んでいました。


すぐ隣には、今年から復活した牡蠣が並んでいました。


分科会では、志藤さんが取り組み発表をしてくれました。
僕は野菜の分科会にいたので聞けなかったのだけれど、お話とっても良かったと谷口さん、下田さんが大絶賛でした。写真は下田さん撮影。

産直が始まったのは志藤さんが8歳の頃で、その頃から初代部会長だったお父さんの背中を見ていて、その時にはもう農家を継ごうと思っていたそうです。

産地に来たことある人!の問いかけに、会場の何人かは手を上げてくれたそうです。
皆さん是非産地に来て下さい!の熱いメッセージは会場の大勢の人にきっと届いたと思います。


その頃僕は別の部屋、野菜の分科会で、店舗勤務の若い担当者の発表を聞いていました。
その中のひとり、杉の入店の佐々木さんの話がとても良かったです。

今まで自分は産直品を「安全・安心・おいしい」という「商品」としてしか見ていなかったけれど、チーフになってからというもの、その商品の背景が気になっていったそうです。

機会があって今年実際に産地へ足を運んで、食べる人のことを思って棘のない茄子を作っている生産者や、自分の祖父くらいの年齢の方が雨の日も外で作業をしている姿を目にしたら、買ってくれる人たちにもっと色々伝えたくなったそうです。

そうだよなぁ、行くと、見ると、違うよなぁ。

それからというもの、産地のことを売り場で伝えることと並行して、逆に買ってくれた人の反応をメモし、産地へファックスを送ったりして、産地から喜ばれて、という風に、コミュニケーションが活発になったそうです。

作る人、食べる人の間にたってこれからもお手伝いが出来ればと思う、という発表でした。

佐々木さんは実際に産地に行く前から、商品の後ろに意識が行っていたところが凄いよなぁと思いました。


つないでいるいろんな人達がいるから、点と点はつながれると思いました。

自分もその一人なのです。

改めてがんばろうと思いました。

2012年12月4日火曜日

私たちのスタイル ~十文字こだわりぶどうの会~


始まる前に挨拶をして、シーズンが終わったらまた挨拶をする。

電話でも出来るよ。

でもそれじゃぁだめだ。

会わないとだめだ。

それが私たちのスタイルなんです。


今日、仙台に来てくれた、秋田県横手市の「十文字こだわりぶどうの会」の小松会長の言葉でした。


ああ、おんなじだ、と思いました。


ぶどうの病気、記録的な豪雪に苦しめられた3年間を乗り越え、来年には平年作近くに戻れる見込みだそうです。

小松さん、もうさっそく、来年のスチューベンは10月4週まではいけるけれど10月5週はどうかなぁなんて、来年の秋の企画の話まですすめるあたり、さすがです。

小松さん:忘れないように早く話しておかなきゃ。

僕:いやいや早すぎて忘れることもあるから。

小松さん:あっはっはっ!!!

みんな:あっはっはっ!!!


なんとも賑やかでした。


今年1年、おいしいぶどうを、ありがとうございました。

来年が、今年よりもっといい年になりますように。


来年は腕のいいカメラマン(ウーマンです)も連れていきますからね!

イケメンの準備、お願いしますよ。

もちろん小松さんも撮りますから。


来年も、どうかよろしくお願いいたします。

2012年12月3日月曜日

プラチナのみかん


小さな小さな果実が届きました。

普通はほとんど出回らない、小さなサイズです。

僕の手のひらに乗せてみたら8個も乗りました。


隠しておいたのに、どんどんみんな寄ってくる。

たくさんあると思って、遠慮なしにどんどん取っていく。


子どもたちに食べさせたくて・・・あと3個!

だんな好きなんだよね・・・あと1個!(と言いつつ8個位取っていくのはもちろん陣内さん)。


だから、ちょっと隠すことにしました。

柿の箱に・・・。


見ただけで美味しいのが分かる。

皮がとってもむきにくくて、ついつい顔がほころんでしまう。

みかんを2つに割ると、とびきり薄いじょうのう膜(薄皮)が破けて、さのう(みかんの粒々)がはじけそう。


果たして、味は、、、言わずもがなです。


原田さんから届いた、とっておきのみかんです。

プラチナの、出会いのみかんです。

ごちそうさまでした。

2012年11月30日金曜日

-6℃


旭川。

大雪です。

まだ11月です。

真冬用のコートを着てきて良かった。何着ようかかなり迷ったのでした。


何事も経験です。

東川から美瑛を抜けて


思っていることは、そしてそれが相手に伝えたいことならば、思っているだけじゃだめです。

時には口に出したり、言葉にしないまでも表情や行動で伝えたり。

細心の注意を払って、丁寧にすすめなきゃないときもあるでしょう。

そんな行動なしで、伝わらないままいつものように過ごしてしまったら、きっと後悔する。

それも、万が一、万が一取り返しがつかなくなってしまったとしたら、もうその後悔を晴らす機会を永遠に失ってしまったとしたら、これ以上悔しいことはないと思うのです。

人工衛星が軌道からほんのほんのほんの少しだけずれてしまい、長い時間をかけて離れてしまい、もう2度と戻ってこないように。

でも、それぞれがそれぞれにいろんなことを考えて日々を送っているのだから、そんなのは至極当たり前のことです。


だから、会うのです。


人は、人と会わないとだめなんです。

今は、伝える方法はたくさんあるけれど、「連絡」ならそれでもよいけれど。


美瑛に入った頃、木々の間に今日の陽が沈んで行きました。


2012年11月29日木曜日

和田さんの長いも


着くなり、長芋のスライスとペットボトルのお茶が出てきました。

帯広で長芋・ごぼうを作っている和田農園でのことです。


おお、甘い。粘るし。


どうしてそうなるのか、和田さん本人から、沢山お話してくれました。

なんといっても、土作り。

うちは土にお金かけているからね。だからちょっと高いと思うけど、そういうことなんだ。

本当に美味しい物を、体にいいものを食べて欲しいから、お金をかけるべきところにはかけるし、自分が出来る以上の注文も貰わないことにしている。

無理に量を作って味を落としたら、お客さんは離れちゃうからね。

ありがたいことに、毎年たくさん注文をもらっているけれど、全部には応えられない。

お陰様で名前を出して販売してもらっているから、だからこそ品質は、味は落とせない。諸刃の剣ということだよ。

おいしければ買ってもらえる。

そういうことだと思うよ。


和田さんが作っている、長芋と大和芋のいいところを合わせた粘りのすごい長芋「ネバリスター」は、人気沸騰中で、まだ出荷前なのにもう売り切れだそうです。

和田さんが大切にしている言葉「医食同源」。

いつか美味しくて体にいい野菜を食べることで、病院も薬もいらなくなるような、そんな時がくるといいなぁ、と思っているんです。夢だけどね。

掘りあげたばかりの長芋。これから洗浄、選別です。

話の最後に、訪問した僕達3人のペットボトルのお茶が手付かずなのを見て、「本当においしかったんだね。おいしくないとすぐみんなお茶で口を直しちゃうんだ。良かったよ」。

おおぅ、試されていたのか。。。良かった。。。

帰るときにタイミングよく、息子の和田誠さんと会うことが出来ましたので、すかさずパチリ。イケてます。


まだ11月なのにすっかり雪が積もっていて、もう長芋・ごぼうの収穫はおしまい。あとは春掘りにまわします。

いつもより秋掘り(今)が少なそうな感じです。春掘りが始まる4月ころまで、なくなってしまわないように丁寧な販売が必要です。


品質を落とさないために、無理をしない。

ブランドを築いた和田さんの言葉は、とても重く、ずっと胸に残っています。

2012年11月27日火曜日

交流会を終えて

同乗体験&交流会を終えたJAきたみらいの生産者のみなさんから、参加してみての感想をお聞きしました。


「思っていたより、想像していたよりみんな笑顔だったことがとても印象的でした。いい経験をさせてもらいました」(小野さん)

「配達のシステムがよく分かりました。お会いしたみなさんの笑顔が良かった」(須川さん)

「今回の参加者では最年長でしたが、刺激いっぱいでした。勝手ながら自分たちの芋・玉の宣伝をしてきましたが、現地は現在進行形で動いているんだなと感じました」(小沢さん)

「今回の最年少です。いい経験をしました。ありがとうございました」(上杉さん)

「ドライバーさんが、組合員さんとまるで家族のように親しくしゃべっていて、いいなぁ、いい事業だなぁ、人と人とのつながりの事業だなぁと思いました」(菅波さん)

「今回はじめて来ることが出来ましたが、貴重な体験をすることが出来ました。ありがとうございました」(高城さん)

「実際に被災地をまわってみて、同乗した配達ドライバーさんも仮設住宅で暮らしていることを聞き、みんなみんな頑張っているんだなぁ、と強く思いました」(水上さん)

「同乗する配達担当者の名簿を見ていてどの人のトラックに乗ろうか決めるとき、名前からきれいな女性だと思って選んで、実際に朝会ったら男性でした。いい経験をしました」(今野さん)
※「翼さん」という若さ溢れる男性でした。

「おいしいじゃがいも・玉ねぎを作ろうと思いました」(森岡さん)

「女川に連れて行ってもらい、ニュースで見た風景を見てショックを受けました。予想していた以上にみんな元気だったことが印象的でした。私達も胸を張れる商品を作ろうと思いました」(坂本さん)


また来て欲しいし、まだ来たことのない方にも来て欲しいし、こちらからも現場の人間を連れていきたい。

これからも、次へ次へとつなげていきたいと思います。


2012年11月26日月曜日

ようこそ!ようこそ! JAきたみらいトラック同乗&交流会

去年に続き、今年も来てくれました。

JAきたみらいのじゃがいも、玉ねぎの生産者のみなさんです。

総勢14名。

今年は仙台に2泊してくれて、月曜日をフルにいただきました。相当の気合に応えるため、こちらも相当の気合でお迎えしました。

午前中は、石巻地区の配達トラックへ全員バラバラに同乗していただき、直接組合員さん宅を訪問。


トラック同乗では、訪問したお家でみなさんいろんな話が出来たようです。

僕が同行した細川さんのコースは、石巻の中でも津波が直撃した大街道という地区で、家の修繕真っ最中のお宅もありました。玄関の上まで波が来たんだよ、と教えてくれました。

また、まわっている中では、商品お届け終わって、トラックで荷台の整理をしているところまで小雨が降る中わざわざ出てきてくれたお父さん、「私の父の実家が訓子府でねぇ~」と、不思議な縁を喜び合ったりもしました。


午後は、東松島の大塩仮設住宅ひまわり集会所で交流会。


交流会が始まる前から、もうすでに組合員さんと生産者のみなさんで盛り上がっていました。

最初の、今から始まりますの挨拶で思わず「宴もたけなわでございますが、これから交流会を・・・」と言ってしまうほど、何もしなくても場の空気はかなりホットでした。



紙面ですっかりおなじみ、玉ねぎ会長の平田さん。

よどみがない説明は、完璧でした。即興の質問コーナーも完璧でした。
丸投げしてすみません。

じゃがいもの会長得能さん。

急なフリにもめげず丁寧にお話してくれました。
急なフリをしたのはもちろん僕ですすみません。
レシピを紹介してくれた、じゃがいもと玉ねぎを使った得能さんの「得能サンド」、食べたいなぁ。

集会所のみなさんが作ってくれたじゃがいもと玉ねぎとかぼちゃと人参の入ったお味噌汁。

食べながらも、みんなお話に夢中。熱弁をふるっているのはじゃがいも生産者の菅波さん。

レンジでチンしたじゃがいも、玉ねぎをみんなで食べました。

玉ねぎの甘さにみんなびっくりしていました。よしよし。

北海道ではじゃがいもに塩辛のせて食べたりもするんですよと、塩辛も準備しました。

ところが、こちらの意図とは正反対に、真っ先に玉ねぎにのせて食べている人もいました。その人は、次はじゃがいもにものせてみよう、あらおいしわよこれも!なんて言っていました。むしろ玉ねぎに塩辛、新しいかも知れません。

おまけに、わざわざ塩辛まで北海道から持ってきてくれてねぇ。ありがたいねぇ。やっぱり北海道の塩辛はおいしいねぇと絶賛までされました。

あまりに絶賛されるので、すみません、その塩辛は近くの生協さんで買ってきたんです、とは言えなくなってしまいました。

とりあえずおいしくてよかったです。

最後に、生産者のみなさんと、仮設住宅のみなさんとで、色紙の交換。

ひまわり集会所の内海さん、得能さん、平田さん。

生産者のみなさんが書いてきてくれた色紙。

当日、集会所に集まってくれたみなさんが、来てくれた産地の皆さんへ書いてくれた色紙。


午前中の同乗体験から、交流会まで、じゃがいもと玉ねぎと、新たにできたつながりのおかげで、みんなにたくさんの笑顔が生まれました。

今日のこの日のためにご尽力いただいたみなさん、参加して下さった皆さん、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。