2015年4月24日金曜日

そこは、鶴岡砂丘

久しぶりに、春の鶴岡です。


アンデスメロンのハウス。

地面は完全な「砂」です。


若き生産者の本間さん。


こんなに、「砂」なんです。

ここは日本でも有数の庄内砂丘の中にある地域です。

そこでメロンを作っています。

日中の砂浜が灼けるように熱いように。

夜の砂浜がひんやりと冷たいように。

美味しいメロンが出来る、一つの要因なのです。


鶴岡のメロン担当でもあり、手タレ(上の写真)でもあり、イケメンでもある、栗田さん。

今日もイケメンでした。

同じ男として、ずるいと思います。

でもしょうがありません。

みうらじゅんも「あきらめることが大切」と言っています。

そのとおりですね。


ハウスの中で、メロンは愚痴のひとつもこぼさずにまっすぐ育っていました。







2015年4月18日土曜日

第4回 野菜ソムリエアワード 野菜ソムリエコミュニティ部門 「銀賞」受賞しました


第4回野菜ソムリエアワード コミュニティ部門で銀賞をいただきました。これまで支えてくださった皆様、ありがとうございました。

野菜ソムリエ協会HP アワード受賞者一覧

今は、嬉しさと安堵と少しの悔しさと、寂しさを感じています。


アワードに参加して感じたことを長々長々と書きます。

2月の東北・北海道地区大会では、あまりの自分の出来なさにとても落ち込んでおりました。ステージに上ったとたん、真っ白になったことだけを覚えています。自分ではもっと出来ると思っていたから、なおさら情けなかったのでした。

今回は、地区大会で挫折を味わったことで、リスタートできたのだと思います。

コミュニティの皆さんは本当に熱心にアドバイスをしてくださいました。
みんなそれぞれお仕事や用事が終わった後、夜の9時過ぎまで練習にお付き合いいただいた日もありました。

今回アワードにはある思いで報告者として登壇したのですが、こんなにも得難い経験が出来るとは、思ってもいませんでした。

これは、当事者にしか分からない、最高のごほうびだと思います。

活動内容そのもの、プレゼン資料、プレゼン技術、そして思い。
全部が大切だと、銀賞を頂いて実感しました。

「インパクト勝負」という言葉がありますが、刺激だけのインパクトでは、いずれ人は慣れてしまう。
それが続くと、もっと強い刺激じゃないと感じなくなる。
何でどう印象に残るかが大切なのだと改めて思いました。

プレゼン直後、大宮会長には「地味で良かったよ」と声をかけていただきました。その言葉の意味が、銀賞をいただいた時に、よく分かりました。

ちゃんと見てくれている人は、見てくれていたんだなと。


アワードの準備はけっこうしんどかったです。

でも、やってよかったと、心底思います。

コミュニティみやぎのみなさん、みんなで銀賞取りました!

ありがとうございました!







2015年4月17日金曜日

島根のデラウェア

初めての島根。
それだけで嬉しい。

でも、島根がデラウェアの産地だったなんて知りませんでした。恥ずかしながら。

というか、出雲大社と宍道湖としじみしか知りませんでした。
メロンだってさっき知ったようなものです。


まだまだ緑色のデラウェア。



あの小さいデラウェアのさらにまだ小さい房を、ハサミでひと粒ずつ摘んでいきます。

房作りです。



粒が大きくなり、房が大きくなった時を想像して、「摘粒」していくのです。

これが高品質のデラウェアを作る秘訣。

それにしても細かい。










生産者のお二人、若くて頼もしいです。

知らない日本をまた一つ知ることが出来ました。
ありがとうございました。



仙台で待っていますよ。






2015年4月16日木曜日

アムスメロン ~はじめまして島根~             

念願の島根にやってまいりました。

広島駅を出発し、新山口で乗り換えて、津和野を左手にのぞみながら、到着しました益田駅。

島根の第一の目的は、アムスメロンです。

ここ益田はアムスメロンの産地です。

立ち並ぶメロンのハウス。

ハウスに入ってびっくりしました。

メロンが吊るされている。。。


そう、ここでは、メロンを吊るして育てる「立体栽培」という方法で、アムスメロンを作っているのです。

はて、なんで吊るすんですか??

その理由、まず一つ目は、多く植えられること。
1反あたり、地這い(地面に這わす)よりも多く植えられるのです。

地這いで沢山植えようと密植すると病気にかかりやすくなってしまうのだそうです。

そしてもう一つの理由は、日がよく当たるようにするため。
なるほど、確かにこれならすみずみまで日が当たる。


さらにこの地区は、土質が砂地でとても水はけがいい。

それもそのはず、このハウスのある地区は、もともと三角州だったのだそうです。

さらにさらに、ここのメロンは1つるに1果しかならせません。
そうすることで、糖度が上がり、サイズも大きくなり、品質の良いものが出来ます。

こんないろいろがあって、おいしいメロンが出来るのです。

いやー、おもしろい。

この他にも、葉っぱの色はどんなのがいいとか、厳格な糖度基準のこととか、いろんな話を聞くことが出来ました。

これはなんとも言えないほど楽しみです。

選果場にはモリハナエデザインのメロンの箱がありました。

先ほどいた飯田地区を見下ろせる丘に登りました。

おお、一面、メロンのハウス、ハウス、ハウス。。。

圧巻です。

この島根のアムスメロンは、東北には出回っていません。

東京にすらなかなか入らないそうです。


初めての島根。

幸先のいいスタートです。





2015年4月15日水曜日

レモンアイランド ~広島瀬戸田~

広島県瀬戸田のレモン。

今日は仙台空港から広島空港直行の予定だったのですが、昨日の夜、アシアナ航空が広島空港で事故を起こしまして、便が欠航になってしまいました。

朝方までANAのホームページでは欠航とは出ていなかったので、とりあえず始発電車で仙台空港に向かいましたが、空港に着いたまさにその瞬間、ホームページに欠航の文字が。

まじすかやっぱりねと思いつつ仙台空港アクセス線の改札を走りぬけ、とりあえずカウンターへ向かいました。

すると、僕の後ろには列が出来始めていて。

受付のお姉さんに聞くと、2席だけ福岡空港の振替便が取れるということで、振替の手続きをしました。

ぎりぎりセーフでした。

博多駅から新幹線に乗って広島、三原へ。

1時間遅れぐらいで済みました。

いろんなことがあるものです。

というわけで、三原港から船で生口島へ。

そこには、懐かしのレモン畑が広がっていました。

ここを訪れるのは相当久しぶりです。
13年ぶりくらいです。

あの頃は20代だったと今気づきました。
ちょっと愕然としています。
時の流れは無情です。


レモンは寒さと風が大敵。

レモンは棘が多いので、風が吹くと実に傷がつきます。
そこがかいよう病の原因になってしまうのです。皮がかさぶた状になってしまいます。腐るわけではないそうです。

また、霜が降りると凍ってしまい、中が茶色になってしまいます。
レモンを切って中が茶色いという声が寄せられることがありますが、あれです。


ここ瀬戸田は、霜に当たらず、風が強くないという土地状況がそろい、さらには雨が少ないため病原菌もつきにくく、その上日照量が多い。

レモンを作る上ではこの上ない条件がそろった、レモン作りに最適な土地なのです。

日本一の生産量があるのには理由があるのです。

遠くに見えるくじらみたいな形の島は、ひょっこりひょうたん島、そのものです。

人は、この島をレモンアイランドと呼ぶらしいです。

畑のすぐ近くに、大きなレモンがありました。

先人の苦労がしのばれます。


島全体がサイクリングロードです。



それにしても、福岡便に振り返られて良かった。

さて、明日は初めての島根です。

何事も起きませんように。







2015年4月9日木曜日

2015年4月8日水曜日

さくらんぼとりんごの蕾 ~山形~

さくらんぼのつぼみ 。

山にはまだまだ雪が残っています。

ハウスのさくらんぼ園地も訪問しました。

すっかりさくらんぼです。


久しぶりの伊勢そば。

これを美味しいと感じるようになったら、本物の通か、ただの勘違いのどちらかです。

午後からは大谷果樹組合。

りんごのつぼみ。


まだ少し剪定が残っていました。

去年のシナノゴールド。

まだいけます。

来年(今年)はシナノゴールド伸ばそうと思います。

あんなこと、こんなこと、やっていこうと思います。






2015年4月5日日曜日

あつみ温泉


小学校卒業のお祝いに、家族で山形県鶴岡の温海(あつみ)温泉へ。

夕日が綺麗でした。






2015年4月4日土曜日

バカバカしい夜

高校時代の親友と久々に会いました。

損とか得とか、そんな無粋な言葉がいらない関係ほどありがたいものはありません。

とってもバカバカしくて熱い夜でした。

熱く語り合った9割8分くらいを覚えていません。

手元には、そこの居酒屋の常連さんからもらった、その常連さんの娘のバンドのCDが2枚。

いいお父さんだったなぁ。いい顔してたなぁ。

あんなに歌ったのは久しぶりでした。

またやるよ。





2015年4月3日金曜日

佐賀へ

佐賀からつ。

この時期にみかんが見られるなんて。

・・・まあ、思っていましたが。

これを見に来たので。

今回も勉強になりました。

ハウスの外は大雨。

今年の出張も、順調に雨に出くわしています。

雨宿り。

桜を散らす春雨です。








2015年4月2日木曜日

熊本へ

今日も始発で出発。

そしてびゅんと熊本駅。

珍しい果物に出会いました。

その名も「農6号」。

正式には「柑橘中間母本農6号」。

「かんきつちゅうかんぼほんのう6ごう」と読みます。

みかんのM・Sくらいの大きさで、こんな風にナイフで切って食べる。

とっても味が濃いフルーツでした。

なんと、UHA味覚糖から、この果汁を使った「ぷっちょ かんきつ中間母本農6号味」が販売されているそうです。

着想がいけてる。

味覚糖という会社に底知れぬものを感じました。


選果場の外は桜が満開でした。