2012年12月22日土曜日

同じ時代を

10年以上前に聞いていた歌が、今になって沁みてくることがあります。

その時は大して印象に残らなかったものでも、時間がたって、年齢を重ねて、さらにここ2年のいろいろを経てから改めて聞くと、以前とは全然違って聞こえるってことあります。

大学時代の友人に誘われてコンサートに行って来ました。

彼と会うのももう2年ぶりくらいでした。

積もる話はいっぱいあって。

同じ時に同じ県内にいたのに。
同じ経験をしたからこそ、かも知れません。

彼は彼で、同じ激動の中をどうにかこうにか今までやって来ていました。


ホールの前には行列が出来ていました。
いいなぁこの雰囲気。

「ライブ」と呼ぶには客層がかなり落ち着いた感じで、やっぱり「コンサート」というのがふさわしい。
おまけに僕の席は3階席のはじっこのさらに後ろの方でしたが、まあそれも良かった。

でも1階席は総立ちだったな。みんな若いな。


肩をもまれてはじめて、肩が凝ってたことに気づくということがあります。

自分で意識していないだけで、たぶんいろんなことに身構えているんだと思います。

歌は、そんな気持ちの凝りをほぐしてくれる効果があるようです。


最後の歌は、今から14年前の歌でした。

でもまさに、今の歌だなぁと思いました。

いいコンサートでした。


いつの日か君や僕を 誰も知らない時が来る
僕達が昔の人達を 知らないように

滴が床に落ちるような時間で 僕らは生まれ合った
幸せだとか 悲しみだとか分けあいながら

同じ時代を 歩いて行く 僕達さ
物語を つないでいく 僕達さ
(同じ時代を)

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