2013年3月9日土曜日

なつかしい未来へ

南三陸町志津川に来ました。

12月以来です。

今日はわかめの元葉取り作業でした。

休憩時間にちょっと付近を歩いてみました。

わかめの作業場。今日はこの中で作業です。

作業場のすぐ後ろ。上の方の家は大丈夫だったようです。

目の前にはかさ上げされた土地。何が建つのだろう。

先には、もとの牡蠣むき作業場がそのまま残っていました。ちょっと近くまで行ってみました。

傷跡がそのままです。

今は少し離れた所に、新しい仮設の作業場が出来ています。

去年の今頃はここの中でわかめの作業をしていました。

今回作業を教えてくれた菅原さん。

全体の作業の中で今日することはこういうことですと、今日する作業の意味や、作業の仕方、自分たちがしたものが何になるか、わかめについてなど、丁寧に丁寧に教えてくれました。

そして、失敗したわかめを示して、こうしたら(雑にしたら)商品価値がなくなるから、みなさん責任を感じながら作業をして下さいねとも言ってくれました。

言葉の一つ一つに、ここを訪れる人達への誠実さが表れていると思いました。

菅原さんが伝えようとしていたのは、作業のことだけではなく、わかめのことからここの漁業の現状など、いろんなことでした。

今日は神奈川から夜行バスでやって来た専門学生、女子高校生のみなさんも一緒に作業をしました。

今日の作業が終了した最後に菅原さんは、また来て下さい、と言っていました。



車窓から見えたプレハブ様の壁に、「なつかしい未来へ」と書いてありました。

震災はまだまだ続いています。

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