2013年4月20日土曜日

蔵王サファイヤ


午後、娘のプールの送迎をして帰ってきてから、小なすを漬けました。

おおー、うまい。

初めて漬けた割には上手くいきました。

って、なす漬けの素のおかげですが。

出始めたばかりのハウスの小なす「蔵王サファイヤ」です。

貴重です。


春の茄子、季節じゃないなぁと思うなかれ。

江戸の昔から、なすは促成栽培をしていたのです。

馬糞や麻屑などの有機物の発酵熱で加温し、さらに株のまわりを油脂障子で囲ったのだとか。

徳川家康のお膝元、温暖な駿河の国で熱心だったそうです。

そんな工夫をしたことで、なんと早くなること、正月に収穫出来るものまで出てきたそうな。

こんなに手間をかけた分、高くなるのは当然で、1個1両もしたそうです。ちなみに1両はだいたい10万円くらいだそうで、ひょえーです。

ここから来た言葉が「一富士、二鷹、三なすび」だそうです。

初夢に見るといいもの(=みんな駿河の高いもの)、ということだそうです。


とはいえ、やっぱり季節感は大切。

いくら安くしたからって、春に食べたくなるもの、夏に食べたくなるものってあるようです。

また夏に、なす漬けチャレンジです。

今食べるより、体がおいしく感じるかもしれません。

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