2013年6月13日木曜日

北海道出張日記④ 選ばれる理由 ~美深~

美深。

びふか、と読みます。
けっこう上のほうで、北緯44℃。

僕史上今のところの踏破最北端です。

ここは日本で一番の寒暖差を記録した町。

冬の最低気温がマイナス41.5℃。(昭和6年1月17日)
夏の最高気温が36℃。(大正9年7月25日)

その差、77.5℃。

夏と冬の差だけではありません。

一日の昼夜の寒暖差も大きく、それがおいしいかぼちゃを作るのです。

でも、おいしいかぼちゃが出来る理由は、それだけではありませんでした。


昨年ここを訪れて、担当の丸山さんにほんの一部を教えてもらって、もっと知りたくなって聞いたら、この時期に来るといいよと教えられたのでした。

だから今回来ました。


美深は今回で5回目くらいですが、今までは長くてもせいぜい1時間もいれば居た方でした。

でも、今回は違いました。

ここのかぼちゃが選ばれる理由を、その秘密を、根掘り葉掘り聞きました。
丸山さんはどこまでも丁寧に教えてくれました。

勢い余って、チョウザメにも詳しくなってしまいました。

さらには白樺の樹液まで飲んでしまいました。
不思議な飲み物でした。


僕は誰よりも詳しくありたいと思っています。

それが、僕の思う責任だからです。

みんなを代表して来る者の責任だと思うのです。

とはいえ、年に1回程度じゃ、ほんの触りしか分かりません。

だから、訪れた時の数分でも無駄にしないよう、徹底的に聞くのです。

丸山さんはそれに完璧に応えてくれました。

来れる限り、何度でも来て、もっと詳しくなろうと思います。

結果はその後についてくると僕は信じています。


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