2012年5月11日金曜日

実りに願いを

産直センターふくしまに行って来ました。

ピオーネというぶどうの畑。
樹をよく見ると、目につくのは、ぶどうの新芽と、白い幹。
高圧洗浄機で、樹の皮をすべて剥がされていました。
皮を剥がされた樹から、新芽が出ていました。


梨畑にも行きました。
梨の樹の皮は硬いので、高圧洗浄機では剥がれないため、手作業で1本ずつはがしています。


りんごの樹はぶどう同様高圧洗浄機で皮をはがしたそうです。
最後の花が散ろうとしていました。

桃は樹が柔らかいので高圧洗浄機では樹が傷むため出来ません。
水で洗い流すのだそうです。

それぞれにあったやり方があるのです。

これらの作業で、数値は半分以下にまで下がります。

梨はもう実をつけ始めていました。
良い実だけを残し、他の実を摘む「摘果作業」は、しばらく続きます。

今ここでは、おいしい果物を作るための作業に加えて、本当なら、そして他の産地だったらしなくてよい作業があります。

いつまで続けたらよいか分からない作業です。
答えのない作業です。


今日の打ち合わせで、今年の10月までの計画を決めました。


不安と怒りとやり切れない思いを押しこめながら、やって来る実りの季節のために、作業は続きます。

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