2011年3月30日水曜日

4月になれば彼女は


紅菜苔の花です。

写真は2年前の4月。宮城県内の山間でひっそり咲いていました。
近くに住む脱サラした農家の方が作っていたものでした。

今年の4月、母のお祝いで、この紅菜苔畑近くの温泉宿へ泊まりにいく予定でしたが、震災でその宿は店を閉めることになってしまいました。

4月になれば、母は60歳を迎えます。
4月になれば、子ども達は3年生になり、年長になります。
4月になれば、あの畑で、紅菜苔はまた黄色い花を咲かせるのかも知れません。

今まで、季節が巡るのは、むしろ当たり前とも思っていないほど当たり前のことでした。次の月を、次の年を、次の日を迎えられることは、今はとても幸せなことだと思っています。

2 件のコメント:

  1. サイモン&ガーファンクルですね!
    形はどうであれお祝いする事に意義があります。
    大変な時だからこそ明るい話題を大切にしましょう!

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  2. いしけんさん
    分かってくれましたか!
    サイモン&ガーファンクル最高です。音楽は最高ですね。聞くのも歌うのも!気持ち一つで毎日は結構楽しくなります。久しぶりにギターのチューニングでもしようと思います。

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