2011年6月13日月曜日

加藤さんの美声

JA鶴岡から、いつも元気なJAの加藤さんと、なめことだだちゃ豆を生産しているみなさんが、わざわざお見舞いに来て下さいました。僕は特に加藤さんの素晴らしく通る声を聞くと、無条件で嬉しくなってしまうのです。今日もいつもと変わらない笑顔と、窓を震わすような美声は健在でした。

地震の時の状況をお話ししたり、鶴岡の今の状況のことなどを話していると、生産者のお一人からこんなお話がありました。
「あの地震や津波の映像を見ていると、こっちまで何もする気がおきなくなってしまって。酒飲みにも行く気にならなくて。。。」と言われました。

元気な地域が活気がなくなること、それが経済の血の巡りを悪くするんです。そんな思いから、

「それが一番良くないことだから、夜のネオンの灯は消さないで欲しいんです。大丈夫なところはどんどん盛り上がってください。ね、加藤さん!」

そうこちらから加藤さんに話をふると、

テノール歌手が大ホールで朗々と歌い上げるように、空気がビリビリ震えるようないい声で、
「夜のネオンはお任せ下さい!みなさんをいつでもお待ちしておりますよ!!」と、ビリビリと言ってくださいました。



私達がお話していた商談室は、今仮設事務所なので、隣のテーブルとの仕切がありません。昼下がりの商談室は満席で、まわりのテーブルでは他の分類で商談や会議をしていました。

時間が止まった気がしたのは、僕達だけだったかも知れません。


僕たちは、こんなあたたかいJA鶴岡のみなさんが大好きです。

ありがとうございました。
十分元気ですが、加藤さんの美声に励まされてもっと元気になりました。
これからもよろしくお願い致します。

2 件のコメント:

  1. ノアくんの美声も聞きたくなりました。
    今、iPhoneで15の夜をしみじみ聞いています。
    再会を心待ちにしながら・・・。

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  2. いしけんさん
    恐縮です。
    しみじみ聞くほど大層なものではございません。もっと精進致します。窓ガラスの2〜3枚くらい震わすくらいになりたいと思っております。再会の日に備えて。

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