2010年11月2日火曜日

from NZ

The guest came from NZ.
It is Mr. Matt of the export trading company of the squash. My superior visited to NZ several years ago. At that time, association started. And, he comes to Sendai every year and exists.

I can hardly speak English. However, a lot of opinions were able to be exchanged still. The time that had been very enhanced was able to be spent.
NZ learnt there was damage of a serious flood now.

The activity that the consuming region and the home were able to become more familiar started though the distance was long.

Thank you for Mr. Matt. My best regards in the future.

2010年10月31日日曜日

休みの日は、なんにも考えずに。

くつくつくつくつ・・・。

過熟になってしまった西洋梨をジャムにしました。

使った洋梨はバラードとゼネラル・レクラーク。高級品です。

焦げ付かないようにかき混ぜます。
コーヒーを飲みながら。
なんにも考えずに。

くつくつくつくつ・・・。

時々子供たちがかき混ぜにやって来て、また遊び場へ戻っていく。

すっかり暗くなった外は、冷たそうな雨が降り続いています。

くつくつくつくつ・・・。


食べごろになったカリフォルニアは後で冷やして食べようか。

ゆっくり時間が流れていきます。

「プライスレス(priceless)」って、確かにあるよなぁ。

こんな無為な時間が、とても贅沢に思えます。

Happy Halloween!

今日は、娘の幼稚園のハロウィンパーティ。
子供も大人もみんな仮装して出発です。(僕はお留守番です)

ハロウィンはもともとケルト人の年末の行事(ケルト人の最年末は10月31日)で、死者の霊が家族を訪ねたり、魔女や精霊が来たりする日だそうです。日本で言うとお盆みたいなものですね。魔女や精霊から身を守るため、仮面をかぶって彼らを驚かすのが今の仮装の始まりだとか。日本でお盆に仮装するとしたら「砂かけばばあ」とか「こなきじじい」になるのでしょうか。(←仮装の必要ないかな?)

お盆、ハロウィン、クリスマスと、宗教的には無節操かもしれませんが、繰り返しの多い毎日、イベントがあるとそれに向かって大人も子供も頑張れるものです。


2010年10月30日土曜日

ドリームプラン

子供たちに夢を持ってもらいたい、子供たちが夢を語る社会にしたい、そんな夢を持つ美容師さんが仙台にいます。その方を特集した短いドキュメンタリーが先日地方版のテレビで放送され、いつもその方にお世話になっている我が家の娘が、髪を切ってもらう子供として出演させてもらいました。

ど派手なピンクのスーツにシルクハットをかぶる、かなり個性的な美容師さんなのですが、子供たちの心をしっかりつかみ、子供たちは自分の夢を口にするのです。その表情はどんどんいきいきしていくのです。その美容師さんは「ミスター」と呼ばれています。それも不思議です。ミスターは、子供専用の髪切り部屋で髪を切りながら、「夢はどんどん口にしよう。口にすると夢は叶うんだよ」、と子供たちに教えてくれていました。
ミスターさん。実際はとても腕のよい美容師さんです。

「本気の大人が本気で夢を語る」がコンセプトの「ドリームプラン」という、全国で開催されているイベントがあり、今月行われたその仙台大会でミスターさんはプレゼンテーターとして発表されました。

複雑なご自身の家庭環境と、美容師になってから出会った子供が言った一言「夢なんてないよ。どうせ叶わないから」にショックを受けたエピソードを交え、子供たちと接する30分を、子供たちに夢を与える時間にしよう、と思ったことなどを発表されました。

プレゼンの最後に、育ててくれたおばあちゃんへ、生きているうちに伝えられなかった「育ててくれてありがとう」の言葉を伝える場面がありました。生きているうちに伝えられなかった後悔の思いと、「ありがとう」の言葉の素敵さを語り、プレゼンを終えました。会場で聞いていたうちの奥さんは、ミスターの時だけみんな泣いていたよ、と言っていました。

自分の娘がテレビに出る、という思いでそのドキュメンタリーを見始めたのですが(・・・録画してたっぷり繰り返しみてはいますが)、そのドキュメンタリー自体静かに感動しました。

そういえば、大人になってからはあまり夢を見ていないかもしれません。
数日前、大変お世話になった方が突然亡くなりました。もう直接何も伝えられません。
我が家の子供たちは今幼い夢を一生懸命育てています。
36年前の今日、6時18分に僕は生まれました。

娘のおかげで知った「ドリームプラン」。大切なことをたくさん教えてもらった気がします。




2010年10月29日金曜日

ブロッコリー畑でつかまえて

今日は福島県小高にあるブロッコリーの畑を訪問しました。


仙台から福島なら隣じゃん、と思うかも知れませんが、車で2時間以上かかりました。結構遠い。
こちらは、12月からお世話になるブロッコリーの園地で、共同購入では今年から初めて商品をいただく産地。一つ一つの畑は北海道ほど大きくないのですが、全部合わせると70ha。東京ドーム14個分くらいです。仙台風に言えばKスタ(楽天の球場)28個分。分かりにくいですね。つまりとても広いということです。
きちんと管理され、超干ばつ苦しい季節の中しっかりと水やりされたブロッコリーたちは、元気に育っていました。手のかけよう(水のやりよう)でこうも違うのか、と、先月地元のブロッコリー畑を見ていた僕は感心したり悲しくなったりしました。その場で生のままかじらせて頂きました。自然の甘みがおいしい。
こちらの農園は全国規模で同じ栽培方法で作られており、年間安定供給を目指しています。
でも、計画的に作っているとしても、人工のライトで作っているような工業製品ではないので、天候の影響で不安定になることもあるでしょう。スーパーにいつでも当たり前の大きさと色と形で並んでいるブロッコリーですが、真冬でも思いがけず気温が高くなって黄色く花が咲きかけてしまうこともないとはいえない。育っている時だけではなく、届くまでの温度変化も異常気象に翻弄されるここ最近。変化やトラブルに対応する柔軟な力が求められています。僕はまだまだ力不足です。

野菜高騰、レタスが198円で高い!やっぱり100円じゃなきゃ!と言っている人を報道で見ると、とても悲しくなります。198円あげるから作ってごらん、と言ったら出来る?僕はきっと作れません。時々は特売も必要でしょうが、それが当たり前だと思うのはどうだろう。報道で米が安くて嬉しいですね、とだけ言っているアナウンサーがいました。どうしてもっといっぱいご飯をたべて農家を支えましょう、と一言言えないのか。

暮れていゆく空の下、とりとめもなくそんなことを思ったのでした。


2010年10月27日水曜日

バックドラフト

バックドラフトとは、火災の現場で起きる爆発現象です。

数日前に初めて知ったのですが、僕は商品部の命を預かる「消化係」だったのです。
今朝、消防署立会いの消火訓練がありました。

「9時30分に給湯室から出火予定です!」
何とも不思議な日本語です。

待つこと15分。なかなか出火しません。
「火事だ!」
館内放送が轟きました!いよいよです!

集まった僕たち消化係の職員は、逃げ惑うお客さん役。
と、なんと何かのイベントの準備をしていた、本当の組合員さんまで非常階段から逃げ出している!訓練って分かっているのかな。

その後、消化器のラベルにある、白丸、黄丸、青丸の説明を受けました。
白丸は普通の火災に、黄丸は油の火災に、青丸は電気火災に使えるそうです。
消防車は2億円するそうです。赤色灯を付けなければ誰でも買えるそうです。買えるか!


空気が乾燥する季節です。火の元の確認は大丈夫ですか。
商品仕入とはまた別の重要な任務。消化係の重責をしかと自覚した、寒さ厳しい朝のことでした。






2010年10月23日土曜日

エルドラド。グランドチャンピオン。ブランディワイン。ん?何の品種だ?

カリフォルニア。ダングレーム。カスケード。グランドチャンピオン。エルドラド。コンフィレンス。ブランディワイン。ドワイアンヌ・デュ・コミス。

これら、すべて西洋梨の品種なんです。
恥ずかしながら、全部はじめて知りました。この写真、すべて違う品種なんです。

今日は野菜ソムリエのコミュニティでお知り合いになった、宮城蔵王の西洋梨生産者さんの果樹園を訪れました。こちらの果樹園ではラ・フランスを含め、25種類以上の西洋梨を栽培しています。

まずは宮城で西洋梨を作っていることにびっくり。さらにはこの種類にびっくり。僕は5種類くらいしか知りませんでした。
「西洋梨=ラ・フランス」と思っている人も多いようで、こちらに直接買いにくるお客さんの中には、「このラ・フランス、なんていう品種ですか?」と聞かれることもあるそうです。

今食べごろなのは、ゼネラル・レクラールやカリフォルニアなど。と言っても、カリフォルニアなんてはじめて知りました。試食させていただきましたが、それぞれに味わいが違い、どちらもとてもおいしい。
こちらの果樹園の西洋梨は、東京の「千疋屋」や「新宿高野」などの果専店のギフトとして扱われているそうです。ちなみに、宮城県では、こちらの果樹園へ直接買いに来なければ買えません。


僕は、おいしい果物は、世の中のどんな贅沢品よりも贅沢な、究極の嗜好品だと思っています。

野菜や果物などの農産物は、人の力では作れません。
たとえばラ・フランスのすべての成分が分かって、それらを加工品のように配合しても、決してラ・フランスは出来ません。「人はその手伝いをするだけで、果物は、果物自身と自然が作ってくれるんだ」と、以前お会いした生産者の方が言っていました。

こちらの果樹園では、特に「収穫適期」にこだわり、適期と思ったらわずか2日でどっと収穫するそうです。日持ちさせるには早目に収穫するほうがよい。作業性を考えると少し余裕を持ったほうがよい。でも、味にこだわれば、適期にとるのがいちばん。そんな信念で作業をされていました。

今日は、ゼネラル・レクラーク、カリフォルニア、バラード、ブランディワインの4種類を購入。

帰り道、満月が、辺りを真昼のように照らしていました。