玉ねぎの輸入が、20年前から相当増えているようです。
20年前は3万トンだったのが、今は30万トン。
その背景には、主に中国産の「剥き玉ねぎ」が増えていて、それらが外食や加工食品の原料になっているのだそうです。
でも、みんな知らないはずです。
外食で、加工食品で、自分が今食べている玉ねぎがどこのものかなんて。
何かあった時にだけ、どこのものかが話題にのぼります。
それも、「私達は知らされていなかった。私達が選んだわけじゃない。選んだのは・・・」という感じで話題になるのだと思います。
米もいずれ(もはや?)そうなるのかも知れません。
あんまりに無邪気すぎるのも問題ですね。
見えない心地よさってあると思います。
見えないのか、見ないのか、分かりませんが。
簡単なもの、便利なもの、安価なものには、必ず理由があるのです。
自分が加工食品担当になることがあったなら、それはそれで、きっと追求していくでしょう。
でも。
何かが起きた時に、ただ一方的な批判や糾弾をしてしまわないよう、すぐに誰か一人を悪者にしてしまわないよう、今思っていることを忘れてしまわないように、自戒の念も込めてメモします。
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