提携協議会のために、矢澤農園にやって来ました。
矢澤さんはとてもとても広大な農地を持っていて、その面積の多くで野菜を作っています。
超広大なブロッコリー畑。
向こうまでなんと550m。見えません。
ぜーんぶブロッコリーです。
ここはキャベツ畑。
何度来てもこのスケールにはため息が出ます。
矢澤さんは、麦だとか、そばだとか、豆だとかそういったものではなく、ブロッコリーや、
にんじんや大根など、
どれも管理が大変でとにかく手作業のウェイトが高く、僅かなタイミングで大切な時を逃してしまうこともある、そんな生の野菜を作っています。
毎日が天候との戦いです。
ここに来るとみんな感動します。
そのスケールと、矢澤さんの思いに触れるからです。
左から、青森の坂本さん、矢澤睦(まこと)さんをはさんで、宮城の荒木さん、青森の澤上さん。
現地でしか感じられないことを五感全開で感動する。
それは本当に大切なことで、だからみんなをこの地に連れてきたいのです。
でも、実際の現実は、商品が届くまでには、いろいろあります。
表面的なことだけを見て全部を見た気になるのは、仕方のない事だけれど本意ではありません。
だから、この協議会では、丁寧に話はすすめるけれども、それでも良かったことばかりで埋め尽くすような交流の場にはしたくないのです。
松浦青果の阿部さんが協議会の場で口にした言葉に、僕の思いもそのまんま入っていました。
「2012年度は、矢澤さんとの取組は、数字上は115%と伸ばすことが出来ました。
でもその115%は、みんなが苦労した115%でした。
関わった誰もが良かったと言える、そんな115%ではありませんでした。
今年は、みんなが笑顔で終われるような、来年のこの場では笑顔で会えるような、そんな2013年度にしたいと思っています。」
みんなが笑顔になるために、今年は今年の課題を、みんながそれぞれの持ち場で知恵を込め汗をかき、ひとつひとつ乗り越えて行きたいと思います。
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