東川町のすべての家庭が、大雪山連峰の伏流水をポンプで汲み上げ生活用水にしているのです。
人々が毎日飲み、料理に使っているのと同じ水で、米を、野菜を作っているのです。
「ゆめぴりか」でお世話になっている「JAひがしかわ」の斉藤さん、柏倉さんに、その水の源泉まで案内してもらいました。
野菜担当の斉藤さん。
米担当の柏倉さん。
お二人とも、とてもとても忙しいスケジュールの中時間を割いてくださいました。
まずは源水入り口で水汲み。
今日もたくさんの人が水を汲みに来ていました。
東川町外の人がほとんどです。
なぜなら、この水は、東川町内に住んでいれば蛇口をひねれば自宅で同じ水が飲めるからです。
前日に買って飲み干しておいたペットボトルへ給水です。
「清冽」の一言です。
さあ、ここから源水へ。
黄色い看板が気になるところですが、見なかったことにします。
源泉までの遊歩道をすすむ参加者たち。(エプロン三ツ橋さん撮影)
みんな和気あいあいです。
特に昨日ブロッコリー観が変わった赤松くん(中央)。
心なしか、とても晴れ晴れとした表情をしています。
清流を遡上。
源水は近い。
10分ほど歩いて、たどり着きました(エプロン三ツ橋さん撮影)。
「大雪旭岳源水」です。
山形から参加の鈴木さん(24)。
爽やかイケメンです。
僕が今まで出会った中で、最も源水の似合う男だと思いました。Mr.源水です。
東川の米は、本当においしい。
僕らは全員米どころ出身ですが、ここの米はおいしい。
今回たまたま行きの飛行機で読んだ本に書いてあったのですが、おいしい米が出来るところは、豊富な水源があって水温が上がらない水源に近いところという共通点があるのだそうです。
また岩から滲み出る雪解け水は岩盤のミネラルを溶出しながら川に流れるのだそうで、これがとても大切なのだとか。
「ミネラル分が米の味をつくる」のだそうです。
でもそれは必要条件であって、それだけでうまい米を作れるほど米作りは単純じゃない、そうも書いてありました。
なるほどすべてがここ東川にとっても符合します。
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