甥っ子の誕生会がありました。
5歳です。
あんなに口数が少なかった彼も、今ではすっかりいっちょまえです。
基本的にはもちろん無邪気ですが、時には呆れたり、自分を囲む大人たちの顔色もしっかりうかがったりして、なかなかのもんです。
彼は、大きくなったらドンキーコングになりたいのだそうです。
ビデオカメラが回る中、真剣に豊富を語っていました。
そのカメラの向こうでは、きっと大人になった彼が、夢を語る彼を見ているのでしょう。
大人になった彼は、夢を語る5才の彼からきっと何かを得るのでしょう。
僕は彼のために何が出来るか少し考え、とにかく心から応援することにしました。
きっと夢は困難な方が張りあいがあるのだと思います。
そう言えば、僕の弟も小さい頃、「大きくなったらお母さんになる!」と言っていたことを思い出しました。
そんな彼は今や35才、残念ながら夢は叶わず、お父さんになっています。
夢は荒唐無稽なくらいがいい。
その瞬間が本気であれば、それでいい。
強くなりたい、優しくなりたい。
そんな素直さを大切にしてほしいと思うのでした。
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