福岡行きの飛行機の中で一気に読んでしまいました。
もう20年も経つのに、読み進むほどにたちまち当時に戻ってしまいました。
成長していないってことなのか、その頃の経験は大きいのだと見るのか。
本の中には、僕もいました。
同じ吹奏楽部でクラリネットのパートリーダーだった嫁さんもいました。
コンクールで金賞はとったものの東北大会にすすめない「ダメ金」だと分かった時にみんなで声を上げて泣いたことを、本気だったなぁと、甘酸っぱく思い出してしまいました。
あの時みたいに、泣けるほど何かをしているだろうかと、ヒヤッとしてしまいます。
あの時は輝いていたよなぁたしかにとか、我が家の娘達もじきにこんな風にいろんなことに直面するんだろうなぁとか、かつての自分達と重ねたり、これからの子ども達と重ねたりしながら読みました。
ちょっとした時間旅行気分でした。
本はいいなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿