2012年10月25日木曜日


仙台市の小・中学校音楽発表会があり、午前中仕事を休んで聞きに行きました。

3年に一度の発表会で、たまたま娘の学年が選ばれたのでした。


歌詞の意味を知ってか知らずか。

一番はじめの学校の子どもたちが最初に歌った歌は、「Smile Again」という歌でした。


 やさしいことばなんて やくにたたないことがあるよね
 じぶんだけでたたかわなくちゃ いけないときがあるよね
 つらいこと のりこえて
 いつか見えてくるものがあるよ
 そしたらあなたは今より きっとすてきになってる

 あしたになって
 空がはれたら
 自分をすきになって また歩きはじめようよ

 Smile Again Smile Again うつむかないで
 Smile Again Smile Again わらってみせて
 Smile Again Smile Again どんなあなたも
 みんなすきだから
(Smile Again)

会場のあちらこちらから、洟をすする音が聞こえてきました。
おっと隣に座る僕の嫁さんからも。
まだ自分の娘の出番じゃないのに。

でも、僕もぐっときました。

その後に登場した我が子も、大きな口をあけて元気に明るく歌っていて、これまたホロリとしました。


普通に暮らしているように思っていましたが、あぁいろいろと傷ついていたんだなぁと、子どもたちの歌を聞いて、感じました。

たぶんみんなもそうだったのだと思います。


歌は、みんなが引き出しにしまっていたいろんな思いを、いとも簡単に引き出していくのでした。

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