2012年2月16日木曜日

真心



今から5年前、長崎の坂道で見つけたハートの石畳。

あの時この場所に案内してくれた方と、久し振りにゆっくりとお話をすることが出来ました。

いつもまなざしがあたたかい方です。

親が子を見るようなまなざし。
人生の先輩としてのまなざし。
昔の自分を見るようなまなざし。

そしていつも、大切なことを、一歩引いたところから、かなりさりげなく教えてくれます。
それは、商品企画や眼の前にある作物の特徴などではなく。

もっともっと大切なことです。人として大切なことです。

視点とか、考え方とか。

「物事を見る時は、鳥の目と虫の目で見なさい。何でもそうです」

鳥の目と虫の目で物事を見てきて、何かを得てきたからこそ言える言葉なんだと思います。

そしてそこにあるのは、損とか得とか報いとか見返りなんていう次元から最も離れたところにあるもの。

ご本人はきっと控えめに「老婆心」なんていうのでしょうが。

きっとそれは、真心、なんだと思います。

僕は、また大切なことを教わった気がしたのでした。

2 件のコメント:

  1. その方も素晴らしいし、ノアさんも素晴らしい!

    真心を真心と気付き、感謝し、受け取ることができるのも一つの才能でしょうね^^

    思わず教えたくなる、助けたくなる・・・そんな人間になるためには、普段から感謝の気持ちを忘れない、そんな姿勢が大切なのかなぁ・・・なんて事を考えておりました。

    私は私の哲学を進めるため、いつもブログを拝見しております。
    いつも、貴重な気づきを与えていただき、ありがとうございますm(-_-)m

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  2. 匿名さん
    大変恐縮です。
    もったいない言葉の数々、ありがとうございます。
    またこんな拙い日記を見て頂いてこちらこそありがとうございます。
    独りよがりな忘備録ですが、これからもよろしくお願いいたします。

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