いよかん。
あたたかい色です。
なんとなく、ひだまりが似合います。
皮を剥くのが好きなので、ついついむいてしまいます。
でも、実が柔らかすぎて剥いているうちにぐちゃっとなるのはちょっとごめんです。
あるトレンド調査によると、今、果物で人気なのは「食べやすくて」「甘い」ものなのだそうです。
その調査では売れ筋&注目No.1の果物は、「シャインマスカット」という緑皮のぶどう。
「皮ごと食べられて」「種がなく」「おいしい」がその理由。かなりお高いけどね。
2位には「せとか」が入りました。5位が「不知火(デコポン)」。7位「ゆら早生」。10位「肥のあかり」。ゆら早生と肥のあかりは、どちらも極早生みかん。
昔からあるけれど、平核なし柿(庄内柿やおけさ柿の品種)も13位急上昇だそうです。今まで何位か知りませんが。
「食べやすさ」には程遠い、いよかん。
たぶん、圏外なんだろうなぁ。。。
味はいいのになぁ。。。
僕の皮むきの友、その名も「ムッキーちゃん」。
1個350円。いよかん4個とほぼ同じ価格です。
去年、紀ノ川農協で手に入れました。
これで皮むきが一層楽しくなりました。
でもこれ、皮に切れ目を入れるだけで、結局は手で剥くのですが。
剥いたいよかんを、窓際のひだまりに置いてみました。
なんとなく、在りし日の祖母を思い出しました。
そこはかとない哀愁を感じるのは、僕だけでしょうか。
「伊予柑」が伸びない理由は、隔年結果が激しい。
返信削除味のばらつきがある。
す上がりが多い。
と言うことで、生産者からも嫌われる果実になってしまいました。
それと、デコポンや清見、せとかなど有望品種が伸びてきたためです。
そのため、ミカンからの繋ぎの柑橘として栽培されているのです。
神戸のゴリラより
神戸のゴリラさん
返信削除密かにコメントありがとうございます。
主役も時代の流れでつなぎになっていくこともあるのですね。
そして、人はなくなっていき始めると、欲しがるものです。
特性の見極めと、大切にすること。
難しいことだなと思いました。