美瑛に来ました。
美瑛馬鈴薯出荷グループの外山さんのお宅へ今年の状況伺いとご挨拶です。
僕達を迎えてくれたのは、やっぱりこの人。
外山さんの奥様、明美さんです。
相変わらずお名前のとおりです。作業着のハートがキュートです。
男爵とキタアカリの粉ふきいも。
僕達が来るタイミングで準備してくれていました。
特に男爵。
今の時期に、こんなにじゃが芋の味が「イモイモ」しているなんて、ほんと驚きです。
まじうまい。
ちょーうまい。
調子に乗って6個も食べてしまいました。お昼終わって満腹だったのにもかかわらずです。
食べ過ぎでしょって?
今日だけはいいのです。
今、美瑛を含め北海道はどこも雨だらけ。
一時の雨不足が信じられないほどです。
土が乾いていない畑で収穫しているから、上の写真のように土(泥)がたくさん付着し、 一つ一つ手で土を落とさなければいけません。
どうしても出荷しなければならないから、天気も悪く足場も悪い中、夜遅くまでの収穫作業となっているそうです。
さらには、ちょっと前の大干ばつの影響でじゃが芋が小さいから、いつもより選果作業が1.5倍くらいかかっているそうです。
普通なら1日で終わる出荷ケース数でも、芋が小さいからなかなか箱がいっぱいにならない。玉数は増える分、手間も増える。
いつもなら1日で終わる量が、1日半かかるよと外山さん。
明美さんが差し出してくれたのは、その小さいサイズ、Sサイズです。
さっき粉ふきにして出してくれたのと同じサイズです。
でも、小さくてもほんとに美味しかった。
9月後半に、小玉だけを集めた応援企画として、チラシにお目見えします。
多くの人に食べてもらいたいと思います。
帰りがけ、外山さんに案内してもらったのは、期待の新品種「はるか」の畑。
雪解けをイメージして「春の香り」から「はるか」と命名されたそうです。
なめらかな食感がポテトサラダに最適です。
上の畑の写真は、収穫するために、葉を落とした状態です。
降り止まない雨のせいで畑はぬかるみ、機械では畑に入れないので、手掘りするしかないね、だって注文に間に合わないからね、と外山さんは言います。
今年のはるか。
はじめて掘ったそうですが、玉のつきも大きさもまずまずでホッとしました。
でも、たまたまかもしれないので安心はできません。
これもまた、たくさんの人に食べてもらいたいです。
作っている人が分かるからこそ、そう思います。
僕がそう感じている気持ちも、たくさんの人に伝えたいと思います。
生産者のみなさん、おいしいじゃがいもを、今年もありがとうございます。
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