地元の産直の会議があり、普段は全くやりとりのない生産者、柳生(やなぎう)の佐藤さんからいろんなお話を聞くことが出来ました。
佐藤さんはトマトやきゅうりなど果菜類を中心に作っている方です。
終始ニコニコしながら笑いながらお話をしてくれました。
大切なのは、観察をすること。
樹を見て根を見る。知る。
観察も技術。観察こそ技術。
つるが巻いてるな、葉水があるな。
それで、樹が、根がどんな状態か分かるんだよ。何を欲しがっているか分かるんだよ。
そのためには、朝晩とにかく見る。
特に夏は変化のスピードが早いから、気が抜けないんだよ。
そして最後に、何もしていないように見えるかもしれないけれど、そんなことないんだよと、穏やかに笑いながら言うのでした。
見えないものでも、分かるんだなぁ。
佐藤さんは宮城の産直生産者になって35年経つそうです。
今度、自宅で奥様がはじめた農家レストランに行ってみようと思います。
そこで、話の続きを聞こうと思います。
外に出たら、空の高いところに満月が昇っていました。
あと数日したらって昨日の日記に書きましたが、なんと今日が満月でした。
それも、今夜の満月は、数年に一度しか見られない「ブルームーン」という貴重な満月でした。
ブルームーンとは、1季節(春分・秋分・夏至・冬至で区切られた3ヶ月間を1季節というそうな)に満月が4回起こるとき、その3回目の月のことをいうそうです。
普通、満月は1年に12回見られるのですが、ブルームーンが見られる年は13回見られるのです。
次にブルームーンが昇るのは2016年の5月21日だそうです。
気が付かないだけで、僕たちは変化の連続の中にいるのです。
観察の眼を持つことで、同じことの繰り返しはなくなるような気がしました。
そしてきっと、僕達も、そんな目まぐるしい変化の一部なのかもなぁと思いました。
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