今まで大人の参加者が少なかったためしばらくお休みだった神輿担ぎに駆り出され、30年ぶりくらいにお神輿をかつぎました。
町内会のおばちゃんが久しぶりの本神輿の出動にとても嬉しそうで、目を細めながら、お神輿も喜んでいますよというものだから、しゃーない頑張るかとお父さんたち11名でわっしょいわっしょいと、子供神輿の先に立ち町内を練り歩きました。
ピッピッ!わっしょい!
ピッピッ!わっしょい!
ピッピッ!わっしょい!
ピッピッ!わっしょい!
ピッピッ!わっしょい?
わっしょい?わっしょい??
わ っ し ょ い???
おんなじ掛け声を繰り返しているうちに、なんとも言えずおかしくなってきました。
わっしょいってなんだ?
なんなんだ??
そう思いながらも、口ではわっしょいわっしょい。
どんどんおかしくなってきます。
わっしょいループです。
回数にして何わっしょい言っているか数えてみました。
1区画(約40m)で12わっしょいで、全部で2kmくらい歩いたので、計算してみると約6000わっしょい言ってました。わっしょいわっしょいと。
同じ言葉を連続して6000回も口にすることなんてありません。ましてやわっしょいなんて。
作家の五味太郎さんが「同じ言葉を繰り返すとしだいに言葉が分解されて意味のないものになってくる。そこにまたおかしみがある」みたいなことを何かに書いていたのを思い出しました。
そのとおり、最初は無意識で、次第におかしくなって、さらにそれも超えると不思議な高揚感すら出てきました。
わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい わっしょい。。。
意味なんてなくったっていいのです。
何にでも意味を求めるからつまらなくなるのかもしれません。
ご苦労様でしたとビールを2本もらって帰りました。
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午後からは夏祭り本番です。
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