産直の交流集会があり、今年も大谷果樹組合のみなさんがとっておきのりんごを持ってきてくれました。
さっそく押し寄せる人人人人。
おかげさまでかなりの大盛況。
持ってきてくれたりんごのほとんどがあっという間になくなるほどでした。
始まる前には、見本のりんごが行儀よく並んでいました。
すぐ隣には、今年から復活した牡蠣が並んでいました。
僕は野菜の分科会にいたので聞けなかったのだけれど、お話とっても良かったと谷口さん、下田さんが大絶賛でした。写真は下田さん撮影。
産直が始まったのは志藤さんが8歳の頃で、その頃から初代部会長だったお父さんの背中を見ていて、その時にはもう農家を継ごうと思っていたそうです。
産地に来たことある人!の問いかけに、会場の何人かは手を上げてくれたそうです。
皆さん是非産地に来て下さい!の熱いメッセージは会場の大勢の人にきっと届いたと思います。
その頃僕は別の部屋、野菜の分科会で、店舗勤務の若い担当者の発表を聞いていました。
その中のひとり、杉の入店の佐々木さんの話がとても良かったです。
今まで自分は産直品を「安全・安心・おいしい」という「商品」としてしか見ていなかったけれど、チーフになってからというもの、その商品の背景が気になっていったそうです。
機会があって今年実際に産地へ足を運んで、食べる人のことを思って棘のない茄子を作っている生産者や、自分の祖父くらいの年齢の方が雨の日も外で作業をしている姿を目にしたら、買ってくれる人たちにもっと色々伝えたくなったそうです。
そうだよなぁ、行くと、見ると、違うよなぁ。
それからというもの、産地のことを売り場で伝えることと並行して、逆に買ってくれた人の反応をメモし、産地へファックスを送ったりして、産地から喜ばれて、という風に、コミュニケーションが活発になったそうです。
作る人、食べる人の間にたってこれからもお手伝いが出来ればと思う、という発表でした。
佐々木さんは実際に産地に行く前から、商品の後ろに意識が行っていたところが凄いよなぁと思いました。
自分もその一人なのです。
改めてがんばろうと思いました。
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