地震の時の状況をお話ししたり、鶴岡の今の状況のことなどを話していると、生産者のお一人からこんなお話がありました。
「あの地震や津波の映像を見ていると、こっちまで何もする気がおきなくなってしまって。酒飲みにも行く気にならなくて。。。」と言われました。
元気な地域が活気がなくなること、それが経済の血の巡りを悪くするんです。そんな思いから、
「それが一番良くないことだから、夜のネオンの灯は消さないで欲しいんです。大丈夫なところはどんどん盛り上がってください。ね、加藤さん!」
そうこちらから加藤さんに話をふると、
テノール歌手が大ホールで朗々と歌い上げるように、空気がビリビリ震えるようないい声で、
「夜のネオンはお任せ下さい!みなさんをいつでもお待ちしておりますよ!!」と、ビリビリと言ってくださいました。
私達がお話していた商談室は、今仮設事務所なので、隣のテーブルとの仕切がありません。昼下がりの商談室は満席で、まわりのテーブルでは他の分類で商談や会議をしていました。
時間が止まった気がしたのは、僕達だけだったかも知れません。
僕たちは、こんなあたたかいJA鶴岡のみなさんが大好きです。
ありがとうございました。
十分元気ですが、加藤さんの美声に励まされてもっと元気になりました。
これからもよろしくお願い致します。
ノアくんの美声も聞きたくなりました。
返信削除今、iPhoneで15の夜をしみじみ聞いています。
再会を心待ちにしながら・・・。
いしけんさん
返信削除恐縮です。
しみじみ聞くほど大層なものではございません。もっと精進致します。窓ガラスの2〜3枚くらい震わすくらいになりたいと思っております。再会の日に備えて。