2013年1月13日日曜日

NZ未来日記⑧ 景色になる

ネイピアの町並み。
1931年の大きな地震で壊滅した町は、当時流行していたアール・デコ様式を取り入れた町並みに変貌したそうです。

アール・デコが流行していた1920年以降は、飛行機が飛び、汽船による観光旅行が盛んになり、汽車や車はスピードを上げ、世の中のあらゆるものがめまぐるしく動き始めていた時代だったそうです。

こんな時代背景が、建造物や文字に見られるような、直線的だったりスピード感溢れる流線型のデザインに大きく影響しているそうです。


今は今で、ちょっと気を抜くとあっという間について行けなくなるほどに充分めまぐるしい。

僕は気を抜いてばかりなので、時代にまったくついていけていませんが。

町並みから歩いてすぐのところに浜辺が広がっていました。
おっ、先客がいた。

我らがジャパニーズ草食系ボーイズでした。


NZの景色はどれも静かで優しい。

ネイピアからロトルアに向かう道すがら。
山?丘?どこまでも続くようです。
ロード・オブ・ザ・リングや、今上映中のホビットの舞台になったそうです。

今いるここから、20km先までずっと牧場が続く。どうやら世界一の広さの羊牧場地帯らしい。空が晴れてきた。

羊の群れ。羊が。。。。。。何匹でしょう。

タウポ湖。シンガポール全部を入れてもまだ余るほど大きい湖なのだそうです。
でもシンガポールの大きさがイマイチ分かりません。

木陰で一休み。

地熱発電所。
NZには、原子力発電所はない。

水の力は凄まじい。有名な滝らしい。

NZのシンボルにもなっているシダの葉。
オールブラックスのマークもこれです。


今思えば、いくつもの風景の中でNZの乾いた空気をいっぱい吸い込んでいた僕たちは、いつしか景色の一部になっていたような気がします。

何かをしたわけではないのに風景の一つ一つをはっきり思い出せるのは、きっと皮膚が空気を記憶しているからなのだと思います。

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