2013年になったなという実感がわく間もない、1月4日。
たくさんの人のいろんな思いがつまった「築こう未来プロジェクト」、いよいよ初日です。
自分の夢をカタチにする一歩として、選ばれた岩手・宮城・福島の高校生がニュージーランドで生の英語に触れ、海外の農業に触れ、現地の文化に触れ、食に触れ、空気に触れ、人に触れるプロジェクト、それが「築こう未来プロジェクト」です。
風評被害に苦しむ福島の生産者を応援しようという思いがあり。
その応援を受けてさらにボールを投げ返してくれた、福島の生産者の思い。
そこに、かぼちゃを通して知り合った、遠く離れたニュージーランドの人々の思いが加わって。
そんな思いのキャッチボールが、このプロジェクトの背景にはありました。
家を出る時、僕は、何を着て行くか本気で悩みました。
仙台はマイナス2℃。
NZは、25℃。
結局少し厚手のシャツと、薄めのウインドブレーカーの上に薄めのジャンパーを羽織り成田空港へ。寒い。
待ち合わせの場所でみんな無事合流。
でもまだみんなよそよそしく、高校生同士、会話もあまりありません。
それはそうです。ほとんど初対面ですから。
女子11名、男子4名。
僕は隊列の一番最後を歩いて行く役目です。
期待、不安、緊張。
再び成田へ戻ってきた時とは比べ物にならない、でも、今思えば、それはそれでいい表情たちでした。
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