今夜は出来るだけ灯りのないところを歩きました。
僕の住むところは高い建物がないので(何しろ山の上なので)、空が広い。
果物に旬があるように、星にも見頃があって、今は冬の星座が綺麗に見えます。
冬の星は特に明るいものが多く、さらに空気も冴えているので、なおさらよく見えます。
今日の気温は-7℃か-8℃くらいです。
腰の三ツ星ベルトが特徴的なオリオン座を見つければ、それを中心に冬の代表的な星座が見つかります。
オリオンの右肩ベテルギウス、太陽の次に明るい恒星おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン。この3つを結ぶと「冬の大三角」。
シリウス、プロキオンに、その上のふたご座のポルックス、ぎょしゃ座のカペラ、おうし座の赤い星アルデバラン、ぐるっとまわってオリオン座の右下(左足)リゲル。これらを結ぶと「冬のダイアモンド」。
それぞれ白や黄色、赤と光り方が違うのでこれまた綺麗。壮大です。
アルデバラン近くにはプレアデス星団が見えました。和名は「すばる」です。
ツルツルの足元に神経を向けながら、後ろからの車にも気を配りつつ、上を見て歩く。なかなか難しい。
そろそろ帰ろうと東の方向を見ると、空の低いところに、春の星が見えました。
おとめ座の青白い星スピカ。乙女が手に持つ稲穂の位置にある星です。うしかい座の赤い星アルクトゥルス。この星は麦の刈り取り時期に空へ昇ることから「麦星」とも呼ばれているそうです。
確か小学3年の頃だったか、少年の僕は天体が大好きで、小遣いを貯めていつか天体望遠鏡を買おうと思っていたのですが、未だに買えていません。
小遣いが貯まるその日までは、自慢の裸眼で、夜な夜な天体観測です。
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