2012年1月18日水曜日

まっすぐ

少し前まで右手の雑木林の向こうの空に見えていた下弦の月。
しばらく歩き進んで、気がついたら真正面の空にありました。

あれ。さっきまで確かに右手に・・・。

自分じゃまっすぐに歩いているつもりでした。
でも、いつのまにか道は曲がっていたんですね。


いつもまっすぐ歩こうとは思っているのですが、大概は曲がって進んでいます。
思えば、思い通りに進んで来たことなんてほとんどないなぁ。

でも、みんなそうなのでしょうね。

思い通りに進んでいないけれど、思っていた以上です。
今も迷ってばかりです。
でも、今に至るまで、迷うべくして迷い、曲がるべくして曲がってきたのだろうなと思います。

それが僕のまっすぐなのだと思います。

一人夜道を歩くと、自分との会話が増えます。
そしてどんどんとりとめがなくなっていきます。

半分に欠けた月が、背中から照らしていました。

2 件のコメント:

  1. チョイワルオヤジ2012年1月19日 9:46

    一番近道が一番危ない迷い道と思います。
    オジサンは曲がりくねった道を歩んできました。
    いろんな仕事もしてきました。
    思わぬところで役に立つことがあります。
    曲がりくねった道も良いものです。
    子どもにはまっすぐ行って欲しいと願うのは親ばかですね。
    *道といえば道路にあるマンホールが何かわかりますか?
     上水道の空気弁・上水道止水弁・下水道点検口・雨水管点検口・ガス弁・消火栓口などなどがあります。
    マンホールを見ればそれが何か?配管が何処を通っているのか?などなど分かってしまいます。
    これも経験の一つです。

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  2. チョイワルオヤジさん
    街を歩きながら思わず舗道を見てしまいました。
    大きいものから小さいものまで、色々あるんですね。
    目に入っているのに見えていないものって、たくさんあるんだなぁと思いました。

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