少し前まで右手の雑木林の向こうの空に見えていた下弦の月。
しばらく歩き進んで、気がついたら真正面の空にありました。
あれ。さっきまで確かに右手に・・・。
自分じゃまっすぐに歩いているつもりでした。
でも、いつのまにか道は曲がっていたんですね。
いつもまっすぐ歩こうとは思っているのですが、大概は曲がって進んでいます。
思えば、思い通りに進んで来たことなんてほとんどないなぁ。
でも、みんなそうなのでしょうね。
思い通りに進んでいないけれど、思っていた以上です。
今も迷ってばかりです。
でも、今に至るまで、迷うべくして迷い、曲がるべくして曲がってきたのだろうなと思います。
それが僕のまっすぐなのだと思います。
一人夜道を歩くと、自分との会話が増えます。
そしてどんどんとりとめがなくなっていきます。
半分に欠けた月が、背中から照らしていました。
一番近道が一番危ない迷い道と思います。
返信削除オジサンは曲がりくねった道を歩んできました。
いろんな仕事もしてきました。
思わぬところで役に立つことがあります。
曲がりくねった道も良いものです。
子どもにはまっすぐ行って欲しいと願うのは親ばかですね。
*道といえば道路にあるマンホールが何かわかりますか?
上水道の空気弁・上水道止水弁・下水道点検口・雨水管点検口・ガス弁・消火栓口などなどがあります。
マンホールを見ればそれが何か?配管が何処を通っているのか?などなど分かってしまいます。
これも経験の一つです。
チョイワルオヤジさん
返信削除街を歩きながら思わず舗道を見てしまいました。
大きいものから小さいものまで、色々あるんですね。
目に入っているのに見えていないものって、たくさんあるんだなぁと思いました。