今日、思うところがあって、11種類のバナナを食べました。
僕はあまり、いわゆる「食べ比べ」というやつが好きではありません。
仕事上もちろん必要だし、もちろん勉強になります。
「お楽しみ」としては楽しいです。
でも、無理やり答えを出そうとする気持ちが働くような気がするのです。
分かったような気持ちにもなります。
どこか偉そうな気持ちにもなるような気がします。
頭で食べるなんて、だいいち不自然です。
こんなことばかりしていると、大切なことからどんどん離れていくような気がします。
僕が未熟者だから、この食べ比べという「研究」による成果が出ない、ということは多分にあるのですが。
でも、それを棚にあげてでも思うのです。
しょせん目安に過ぎないのです。
それを忘れてはいけないと思うのです。
今回、色々食べて、どれがどうだなんて答えが出ることを期待していたのではありません。特に食べるときのコンディション次第でおいしさが大きく左右されるバナナは。
おかげ様で、甘さとか食感とか、そんなことよりもっともっと、もっと大切なことが分かりました。
分かっていたことを、改めて確認したという感じです。
どうしても、思い入れや意識があると力が入ります。
それは、とても大切なことです。
でも、そうなることで見えなくなる、他の大切なこともあります。
そのことを知るのもまた、とてもとても大切なことです。
傾きながらも偏らない、ってことなんだと思います。
危険な食べ比べ
返信削除バナナの食味ほど難しいものはない。
熟度が同じものなら良いのですが、あてにはなりません。
感性を磨くなら、同じ商品で熟度の違うバナナをたべるべきとおもう。
昨日食べたバナナが今朝は甘味が増していた。なんてこったい!是非、同じ品種のバナナを食べ比べて味覚を学びやがれ・・・・と昔先輩に言われたっけ。
傾きも偏りもしない、中道を行こう。
2011年のりんごもそうだった。美味しくないりんごもあったが、全てまずいのではなく、たまたまおいしくなかった。そんな2011年だった。
おじさんの好みもピチピチギャルから優美な方へ変わってきたが、中道に戻そう・・・・何のこっちゃ!
匿名さん
返信削除ありがとうございます。
「味」って難しいですね。苦手だったものが好きになったり、その逆もあります。難しく考えず、素直に感じていきたいと思います。