2012年3月11日日曜日

しあわせ運べるように

あの日から、1年が経ちました。

津波で流された、名取市閖上(ゆりあげ)の富主姫神社跡で、偶然、神戸から来た高校生のみなさんと遭遇しました。

慰霊碑の前で、みなさんが歌ううたが、静かに流れ始めました。






神社からすぐ近くの閖上中学校の校庭には、あの日どこからか流れ着いた3艘の漁船が、1年たった今もまだ片隅に残ったまま。

まわりにあったはずの閖上の町はもうありません。

その校庭に、祈りの灯りが灯りました。


地震にも負けない 強い絆をつくり 
亡くなった方々の分も 毎日を大切に生きていこう 
傷ついたふるさとを もとの姿に戻そう  
優しい春の光のような 未来を夢み 

響き渡れ僕たちの歌 
生まれ変わるふるさとの町に 
届けたい私たちの歌 
しあわせ運べるように 

しあわせ運べるように
(しあわせ運べるように)  
     

ありがとう。ありがとう。

今があるのは、遠くの、近くの、みんなのおかげです。

みんな、ありがとう。

2 件のコメント:

  1. 感動しました。
    我々も産地として被災地に皆さんに
    少しでも幸せを運べるよう精進します。
    ありがとうございます。

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  2. いしけんさん
    ありがとうございます。
    今年はお会いできるといいですね。
    これからもよろしくお願いいたします。

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