3月の地震で事務所がやられてしまったので、今だ仮設事務所で「借りぐらし」ならぬ仮ぐらし中です。
来年の6月ころには新しく建つ事務所へお引越しできるようです。もうしばらくの辛抱です。
今日は仮設事務所の大掃除。
いらないものをごっそり捨ててこっち(仮設事務所)に移って来たはずなのに、いつのまにか増えているいらないものたち。
誰、とはいいませんが、何でこんなものあるの?これいつの?といういろんなものが机の隙間にあったりして。なかなかのお宝でした。誰、とはいいませんが。
椅子を10cm後ろに動かすだけで後ろの人にぶつかってしまうような、そんな超狭いスペースでの仮ぐらしなのに、わずか9ヵ月の間に、案外身軽じゃなくなっていました。
本当に必要なものが見えたあの頃から、少しずつ、さほど必要じゃないものに囲まれるのにも慣れてきているんだな、と思いました。
そういえば、今はあの頃ほど必死で節水していないかも。
降り積もる雪を子供用ビニールプールにためて、少しずつ解かしながらトイレ用の水にしていた頃もあったなぁ。給水車にも並んだなぁ。ずっと前のことのようだなぁ。
常に「本当に必要なもの」だけで暮らしていくわけではないけれど、せめて、「あ、慣れているな」と時々でいいから気がつけるようでありたいな、と思うのです。
震災直後の事務所に放置された書類は何だったのか?
返信削除やはりゴミでしかなかったと思う。
本当に必要なものはデータで残っているし、アナログ手帳も大事な記録媒体だった。
でも本当に必要なものは、仲間たちだった。
今、こうしているのも会社の同僚や、取引先様や遠方から駆けつけてくれた仲間たちのおかげです。
これからも大事にしようと思います。
チョイワルオヤジさん
返信削除いつもありがとうございます。
たくさんの人が、僕たちを思い続けてくれているように、僕たちも支えられていることを忘れてはいけないと思うのです。あの日を境に、かけがえのないものが増えた気がしますね。