僕は本を書いたことがありません。
読むのは大好きです。
本を書くのは大変だろうなぁと思います。
面白い本に出会うと、本当に嬉しくなります。
今日、出勤してから、6時間かけて、一つのことだけに没頭していました。
途中で途切れさせたくないから、昼食も摂らずに、ひたすら続けました。
時間をかけただけあって、どうにか読み解くことが出来ました。
本ではありません。
プログラムのようなものです。
誰かが作ったものを読むのは、最初は難しいこともあるだろうけれど、根気強くむきあえば読めるものです。
でも、それを無から作るとしたら、それはちょっとレベルの違うことです。
機械とか自動車とかコンピューターとか、一見冷たくて無機質に見えるけれど、そこには確かに血が通っているのです。
作った人の思いが流れているのです。
足跡を辿っているような、長い間閉じられていた箱を開けたような、そして、内容の濃い本を読んだような、そんな気分になりました。
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