フルティカ。
中玉トマトです。
土浦の霞ヶ浦有機センターをあとにして、埼玉県深谷の埼玉産直センターに来ました。
ここでは、また違う現実に直面しました。
中玉トマトの病気です。
黄化葉巻病、という葉の病気です。
文字通り、葉が黄色くなり巻いた状態になります。
葉がやられ、成育が止まり、収穫量が激減してしまうのです。
激減どころが、時にはほとんどなくなってしまいます。
病気が発生した段階ですべて根こそぎ抜いてしまうこともあるそうです。病気が広がるのを抑えるために。
同じ生産者が作っているものでも、ほんのちょっと離れたところで、その発生は極端でした。
中玉トマトでこの病気がたくさん発生しているというのは初めて聞きました。
他の県の大玉トマトではよく聞いていましたが。
畑を案内してくれた中玉トマト部会長の久米孝さん。
穏やかににこやかに、いろんなお話をしてくれました。
みなさんの、諸々の対策についても聞かせてくれました。
打つ手がないわけではない、とお話されていましたが、その病気の広がりは驚異的だとも。
ハウスの中では黄色い花が咲いていました。
緑色の中玉トマトがなっていました。
よく見るとトマトの表面には毛が生えています。
どうして毛が生えているのかはいろんな説があるようですが、いずれもトマトが生きるために必要だから生えているということでした。
フルティカはとても人気がある中玉トマトです。
どうしようもないんだろうか。
9月が終わろうとしているのに、深谷はまだまだ暑かったです。
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