正しいけれど、正しくないってことがあると分かりました。
言っていることは正しい。
筋も通っているし、全くの正論で、正しいか正しくないかと正面から聞かれたら、はい正しいですと答えるしかないほど、それは正しい。
理屈ではそうかもしれない。
でも、なんだか納得出来ないことってあるんですね。
始末におえないのは、その「正論」を言っている本人が、自分は完璧に正しいと思っていること。
そこがまためんどくさい。
「正論」がストンと気持よく聞けないのは何でだろうって、ずっと思っていました。
その理由が少しわかりました。
人の気持ちというのは安定しているようで、実は自分でも気が付かないほどの小さなさざなみが起きています。
「正論」は、時にその小さなさざなみを大きく揺らしてしまうことがあるようです。
なぜなら、その「正論」は、人の感情を冷たく排除するからです。
クールにディベートする様は、一見知的風に見えるけれど、たぶんけっこうバカです。滑稽です。
自分が見えていないのです。むしろ自分に酔っているのかも。
言ってることなんとなく正しそうだけど、でもそうじゃねぇだろ、なんか間違ってるよそれ。
そんな風に思うのです。
自分ってそうだったかも。
人のふり見て気が付きました。
いろいろと気が付きました。
いろいろと反省しました。
自分が全く正しいこと言ってるって思い始めたら、ちょっと気をつけたほうがいいのかも。
正しいけれど正しくないってこと、あるよなって。
忘れないように書いておきます。
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