いつもお世話になっている方と、その方の大学生のご子息と一緒に食事をしました。
彼は21歳、就職活動中です。
僕がかつて抱いていた悩みを抱えているようです。
描けない、見つからない、という悩みです。
アイリッシュウイスキー。
それぞれずいぶんと香りが違います。
僕のことも話しましたが、それよりもやはり普段聞いたことのない父親の話は刺激的だったのだろうなぁと思います。
僕は、父と子の二人の会話を聞きながら、自分と自分の父親とを重ねていました。
父親は父親で、思い悩むことだってあるのです。
確信していることなんて、もしかしたらほとんどないのかもしれません。
でも、子供に接する時は、確信している振りをするのだと思います。
最近、そう思うようになりました。
ちょっと特別なジン。
「モンキー47」という名の、ドイツのプレミアム・ドライ・ジン。
これまた特別なトニックウォーターで割ったジントニックは、初めての味でした。
僕にも娘が二人います。
男親は、子供が生まれた瞬間から、父親になるために、なろうとして、歩き始めるのだと思います。
10年前に比べたら少しは父親になれているだろうかと、僕は、父子の会話を聞いてぼんやり考えていました。
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