久しぶりに北海道知内に来ました。
知内は、青森からの青函トンネルの出口がある町であり、北島サブちゃんの故郷であり、北海道で一番のにらの産地でもあります。
「北の華」という名前のにらです。
ここのにらは本当においしい。
にらしゃぶが最高においしい。
にらのしゃぶしゃぶです。
今風に言うと、マジやばいって感じです。
それも、1年の中でも特に美味しい時期がある。
それはいつかって?
今風に言うと、今でしょ!って感じです。(←これが言いたかった)
ここ知内町は毎年2月に「かきにら祭り」というお祭りがあって、それはもう盛大です。
町の人口より多い来場者でにぎわうというからすごい。
こんな感じ(写真は4年前)。
そこで、はじめてにらしゃぶを食べました。
感動した。
ダイナミックに投入!
踊る北の華。
しゃぶしゃぶしゃぶっと。
地元のおかあさんたちがよそってくれます。
ポン酢でいただきます。
あとからあとからやって来る。
まさに老若男女。
こんなんだから、即売のにらも売れる売れる。
みんなにらを買うために行列です。
10束単位で売れていってました。
50束のを一箱買って知り合いに発送する人も結構いました。
ここまでが4年前の思い出です。
「一番刈り」はその名の通り一番初めに刈るにら。
その一番刈りのにらは、葉の幅が広くて、やわらかくて、甘くて、香りがよくて、
しゃぶしゃぶが最高なわけです。
それが言いたくて、つい4年前の思い出に浸ってしまったわけです。
1番刈りのあと25日くらい(季節によっても違いますが)して2番刈りの時期を迎えるのですが、やはり1番刈りには敵わない。いやそれでも十分美味しいのですが。一番刈りはそれほどモノが違うってことです。
一番右端がこれから収穫する1番刈り。
そのとなりから5列あるのが、今伸びてきている2番刈りのもの。
ハウスの端っこは寒いので、生育に時間差があるのだそうです。そのため先に内側のものを収穫する。だから1番刈りと2番刈りが同時に畑にあるのです。
ハウスの外はまだまだ雪が残っていました。
まだビニールを張っていないハウスの中にはいっぱいの残雪。
知内町にら生産組合の大島組合長のお宅では、みんなで出荷作業に大忙しでした。
にらの長さを調整中の大島さんのお母さん。
にらがもっとおいしくなるような、最高に朗らな笑顔で迎えてくれました。
今まで何回か来たことがあるのですが、今回ほどいろんなことを見聞きできたのは初めてでした。
来てよかったです。
そして、もう一つ。
知内のにらのことで今まで影で日なたで関わってくれていた方がいたのですが、その方が今はもういません。
でも、今でも何度もその方の名前がみんなの口からのぼるのです。
すごいことです。
それを目の当たりにしたこともまた、今回の大きな収獲の一つだと思います。
また来年も来ようと思います。
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