2010年8月2日月曜日

さよならなんて、言えないよ・・・

子供たちと「トイ・ストーリー3」を見てきました。

子供むけのディズニー映画だけれど、3作ともとっても素晴らしい作品で、とても好きな映画です。
3Dは頭が痛くなるので通常上映版を見ました。

トイ・ストーリーは、1995年に全米公開された、全CGによる映画。
古めかしいおしゃべりおもちゃのカウボーイ、ウッディとその仲間たちは、実は生きていて、人間たちが見ていない隙や寝静まった夜などに生き生きと活動しています。そして、おもちゃ達はみんな、持ち主の少年アンディが大好き。おもちゃ達にとっては遊んでもらうことが最高の喜びなのです。
自分が昔持っていたおもちゃ達も、もしかしたら生きていて・・・。と思わせるほどリアルで親しみのあるキャラクター達がいっぱい出てきます。

「3」は、大人になったアンディとの別れの話。
おもちゃは年をとらず、少年だけが大人になっていく。おもちゃ達は、あたたかかったあの頃を忘れられず、もう一度遊んでもらいたい。でもそれは叶わない夢。。。

我が子供たちは今おもちゃやぬいぐるみに囲まれています。なぜか犬のぬいぐるみに「柿」と名前を付けたり、おむつをはかせたり、添い寝したりしています。夜中には吹っ飛んでいますが。
映画を見ながら、笑い転げながらも最後には子供ながらにうるうるきていたようでした。
最後のシーンは、昔子供だったことを覚えている人は、きっと感動すると思います。
子供たちは今持っている大切なおもちゃを、ずっと大切にする、と言っていました。その気持ちが宝物だなぁと思いました。


「さよならなんて、言えないよ・・・」
この映画のキャッチコピーです。
パート1から15年続く物語の切なさを、たった一言で表した秀逸なコピーです。
ある人が「キャッチコピーは読む人のためのもの」という表現をしていました。
そのとおりだと思いました。

引き出しの奥にしまい込んでいたことを思い出させてくれ、また丁寧にたたみ直してくれるような、そんな素敵な映画でした。






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