今日は、野菜ソムリエの、みやぎのコミュニティの総会でした。
野菜ソムリエのコミュニティは全国にあって、みやぎの野菜ソムリエコミュニティは活動がとても活発です。
全国それぞれのコミュニティがその年(年度)の取組を報告し投票で評価をする「野菜ソムリエアワード」で、みやぎのコミュニティが金賞を受賞したのです。
僕もその端くれにちょこんといさせて頂いております。ちょこんとです。
事業報告、会計報告、監査報告、今年の方針、新しい提案などの議事がすすんでいきます。
僕も運営に少しだけ関わっているのですが、とてもとても勉強になります。
会員は約90名。
みんなで少しずつ会費を出しあい、それをもとにいろんな活動をしています。
野菜ソムリエの資格は、初級でも13万円以上かかる、とても高額な資格です。
国家資格でもなんでもない(履歴書には書けます)資格なのにそれだけの投資をして資格を取得するからには、相当な思いと、活動への期待があると思います。
だから、「野菜ソムリエ」は、資格をとってからが最も大切なのです。
せっかくとったのに、なんにもなんなかったなぁ、というのが一番寂しい。もったいない。
個人ではその資格を生かし切れないところを、同じ資格を持った仲間が集まってその資格を生かしていく。
そんな場がこのコミュニティです。
でも、運営となると、これが難しい。
なぜなら、仕事じゃないから。
出来る人が出来ることを出来る時に無理なくやる。
基本はそうなのですが、みんながそうだと、運営は出来ない。
運営に関わる人は、やはり責任があります。
その責任が明確じゃないと、有志のコミュニティはうまくいかない。
全国にコミュニティはいくつもありますが、必ずしもうまくいくところばかりとは限らないようです。
だれかが言うだろう、誰かがやるだろうと、みんなが思ったら、つまりは誰も言わない、やらないということと同じです。
なるほど。
これ、逆に、仕事と同じだ。
そう気づきました。
そう考えると、仕事も、形を変えたコミュニティなのだなと思いました。
野菜ソムリエの会は有志の集まり。
だから、主体的にみんなが関わらないとすすまないし、壊れる。
それも、営利を目的としない集まり。
だから、そのコミュニティの考え方、ポリシーがしっかりしていないと、たぶん少しずつ薄くなり、分散し、消えていく。
それでいて、お金はしっかり絡む。
熱い思いだけじゃ、ことはすすまない。
みやぎのコミュニティがうまく行っているのは、ポリシーと、リーダーシップ。
それに尽きます。
乾杯!
野菜に出会って、僕の世界は確実に広がっています。
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