山形県銀山地区。
雨。
深い深い雪の下で長い冬を越したアスパラ達が、ようやく地中から顔を出し始めました。
この前来た時、4月2日には、まだまだ相当雪が残っていました。
4月2日の畑の様子です。
どれも太い太い。
どれも直径2~3cmくらいありました。
今日もまたアスパラ尽くし、いただきました。
手前、アスパラのキムチとさきイカ和え。奥、なすとアスパラのみそ炒め。
刻んだアスパラを寒天で固めたもの。
赤いのはトマトジュース寒天です。発想が自由です。
アスパラの茶碗蒸し。
やさしい。
春巻き風?
チーズとハムとアスパラ。
とにかくアスパラが柔らかい。甘い。瑞々しい。
そしてやっぱり・・・、やわらかい。
おやおや?
なんとなんと、アスパラの塩蔵。
去年のアスパラを塩蔵していたものです。
去年の最終盤に伸びきって穂が開いたものです。
朝一番に収穫したものだけを塩蔵にするのだそうです。
なぜなら、早朝のものが一番柔らかいから。
時間帯でやわらかさは全然違うのだそうです。
歯ごたえ、味、かなりくせになるおいしさです。
そしてこれはというと。
なんとなんと乾燥アスパラです。
よく見るとちゃんとアスパラです。
ほら。
ぜんまいのように、2日くらい水でうるかして(浸して)、戻してから煮物などに使うそうです。
山形名物の「だし」をアスパラで。
「食文化」といいますが、つまり、食を楽しむ、ということでもあるんだなぁと思いました。
知恵と工夫で。
それと、環境という「必然」で。
塩蔵も、乾燥も、ちょっとやってみたらおいしくて、と言って西塚さんのお母さんは笑っていうのでした。
甘くて柔らかい、銀山の春の味覚です。
今日もすっかり、ごちそうさまでした。
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