去年に続いて、福島で産直の学習会に呼んでいただきました。
今回は初めての福島県郡山市。
今日はJAきたみらいのじゃがいも、玉ねぎと美幌一戸農場のにんじん、ごぼうを食材に準備しお話しました。
去年は「あたりまえでしょ北見だもの」って大好評でした。
今年もみなさん、僕の行き当たりばったりの説明にみんな熱心についてきてくれました。
一番前に座っていたおばちゃんなんか、小さく船を漕いでいたと思ったら、意外な角度から鋭い質問を浴びせてきて、えーいま寝てたでしょーって思いましたが寝たふりだったみたいで油断できませんでした。寝たふりの意味が分かりませんが。
さらにはいっちょまえに野菜ソムリエのエプロンなんてしたものだから、じゃがいもの伯爵ってなんですか?とか、保存方法を教えてくださいとか、かぼちゃプリンにむいたかぼちゃってなんですか?とか、きわどい質問が飛んできて、内心ヒヤヒヤでしたが、なんとかなったんじゃないだろうか。なっていないかな?毎回ノーアウト満塁を変化球で切り抜けたって感じですかねすみません。
僕の話のあとは隣の部屋へ移り試食タイム。
やっぱり論より証拠、話より実食ですね。
素材の味がストレートに分かるメニューを作ってくれました。
毎度毎度みなさんさすがです。
今回は、去年福島の産地を一緒にまわった有松さん、去年JAきたみらいと一戸農場を一緒に訪問した日野さん、そして今年JAきたみらいと一戸農場を一緒に訪問した古瀬さんのお三方がプロデュースしてくれました。
帰り際、古瀬さんから、今日のように「どうして他よりちょっと高いのか」その理由を説明し分かってもらうことで少しずつ広がっていくと思います、こういうのが大切なんだと思います、と言っていただきました。
普通のじゃがいもで玉ねぎでにんじんでごぼうだけれども、どれも普通じゃないってこと。
一度に伝えられるのは30人くらいかもしれませんが、それがいつか何かにつながると思うから、みんなが地道に頑張るのだと思うのです。
僕らだからできることがあるのだと思います。
小さいことと大きいこと。
どちらも大切です。
郡山のみなさん、ありがとうございました。
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