僕らは上から話をされるとなんだか嫌な気分になります。
立場とか年齢とか役職とか力とか財産とか地位とか(いろいろかぶっていますが)、「上」にはいろいろあります。
嫌な気分にならない時もあります。
嫌な気分にならない人もいます。
そう考えると、その気分は、話す人の人柄が大きい気もします。
でもそうとも限りません。
人柄だけではどうにもならないこともありそうです。
では話を聞く側の問題なのかな。
そういう時もあるかもしれません。
その方が教えてくれたのは、相手の立場を、状況をよく知ること、そのことの大切さでした。
もし相手が困っていてアドバイスをしたとします。
でも、それが単なる「上」からのアドバイスでは、聞く耳を持ってくれないのだそうです。いくら正しいことを言っていたとしても。
どうせあなただから出来るんでしょ。私達には無理ですよ。私達には。
そんな言葉を飲み込みながらの沈黙。
だからその方は、相手の立場までぐーっとしゃがみこんだのだそうです。
そこではじめて相手の抱えている大きな大きな問題が見えたのだそうです。
みんなはそれが出来ていないんだ。
分かっていないんだ。
みんな上からの目線なんだ。
だからうちらは信用されないんだ。
いつもはとても
確かに。そうかも知れない。
最後の日に、とても大切なことを教えてもらったような気がしました。
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