まだ柿は青かったものの、台風の被害を免れたこともあり、量も大きさも今年の秋は期待できそうです。柿好きとしては嬉しい限りです。
ここ紀ノ川農協では、柿を農薬・化学肥料を半分以下に抑えて作っています。
もともとそれらの使用を抑えていたので、ハードルは低かったんですよ、とは、生産者の吉岡さん(写真左)と井上さん(同右)。
転げ落ちそうな急斜面で作っています。
その急斜面のおかげで、日当り良好、水はけ良好、風通し良好。人に厳しい環境の分、おいしい柿が出来る好条件でもあります。
振り返れば有機栽培のキウイがあり、特別栽培の梅もある。
青い柿が色付くころ、またここへ来る予定です。
初めて来る人たちを案内する予定なのです。
厳しい坂を登り、一生懸命な人達と会い、秋の果実を食べる。
その時、みんなはどんなことを思うのだろう。
僕が初めてここを訪れた時のことを思い出し、ふとそんなことを思いました。
もっともっと産地へ来なければ。
何度も来たところでも、常に新しいことを聞き、目を養わなければ。
分かった気になってしまわないように。
いつも自分に言い聞かせているのですが、さてさてどうでしょうか。
青い柿はまだまだ青い柿のまんまです。
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