2011年9月3日土曜日

嵐の中へ

9月3日(土)、産直提携協議会のため和歌山県紀の川市の「紀ノ川農協」へ行く予定となっていました。

台風12号が上陸しようとしていて、四国や岡山や三重で大きな被害を出し、和歌山でも川が氾濫しているという情報の最中、ANAのホームページ上でも、仙台発大阪伊丹行の飛行機は当然欠航し始めました。

でも、僕達の便は欠航の文字はありません。
半信半疑のまま家を出て、仙台空港へとりあえず向かいました。


空港に着いてみると、不思議なことに、僕達の飛行機だけ飛ぶようなのです。いつまで待っても欠航になりません。前後の便はすでに欠航が決まっていました。

予定通り行けて嬉しいと思いつつも、正直なところマジで飛ぶんすか大丈夫すか的な感じもありました。そんなはずはない、とも思いました。

でもやっぱり飛ぶようです。どうしても飛ぶようです。

いつものように、機内に案内され、優しいCAのお姉さんのシートベルトを締めてねというお願いと、脱出の方法について説明がありましたが、この日ほどリアルに聞こえた日はありませんでした。

もしかしたら仙台へ引き返すかも、とも言われました。

離陸が始まりました。心なしか機体がいつもより揺れるようです。気のせいだと思います。


日本を覆うほど大きな台風の中へ、いざ突入です。

2 件のコメント:

  1. おはようございます。
    無事生還されたのでしょうか?

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  2. いしけんんさん
    おはようございます。
    お陰さまで無事でございます。本日生還予定です。ありがとうございます。

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