2011年8月10日水曜日

されどブルーベリー



本当はもっとずっと前に来たかったのですが、ごたごたばたばたの中、なかなか来れずに気になっていました。

おとなり、岩手県の「JAいわて中央」です。

ここのブルーベリーは、味、大きさ、品質どれをとっても最高です。
3Lサイズ(25mm以上)もざくざくあり、ここまで来るともはや一粒というよりは「1玉」という感じ。
500円硬貨の直径が26.5mmなのだそうで、それとほぼ同じ大きさ。初めて見た人は必ず驚きます。ちょっと高価だけれど、納得です。

JAでの厳しい選果がその秘密の一つです。
ほんのわずか柔らかくなった程度でもすぐに加工用にまわされます。その厳しさは、他の産地の方が見学しに来てはみんな驚いて帰っていくほどだそうです。

すでに今年の出荷は終了し、畑全体を覆っているネットは外されていましたが、まだまだ実はなっていました。Lから2Lサイズくらいが普通にありました。決して取り残しするようなものではありません。

もう採らないの?と、案内してくれたJAの小笠原さんに聞くと、もう次のりんごの作業があるから収穫は終了なのだそうです。生産者曰く、鳥に食べてもらっていいとのこと。それならばと、鳥の代わりに僕が頂きました。やっぱりおいしい。

ギフト箱もお洒落で人気です(写真は5年前)。

一見ありふれているものでも、極めるとこんなにすごい。

初めは厳しすぎる選果で生産者からずいぶん反発があったとも聞きました。でも代々のJAブルーベリー担当の方々の情熱と信念が、ここまでのブランドを作ったのでしょう。

また来年会いましょうと内心つぶやきながら、鳥に負けてなるものかとつまみ食いを続けたのでした。

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