まいたけが店頭に殆ど無いことに気が付いている人はどれくらいいるでしょうか。
普段は店に一杯並んでいるトマトは、肩身が狭そうにいつもの何分の一かのスペースしか並んでいないことに、どのくらいの人が気が付いているでしょう。
野菜だけではありません。
野菜の「種」がひっ迫しているそうです。
今日わざわざ事務所に来てくれた、いつもお世話になっている仙台市内の農家、相原さんが、今年の秋かぶの種の確保に大変だったそうです。
種屋さんに注文すると、「ない」の返事。聞くと、かぶの一大産地である千葉で、夏の暑さと干ばつによる水不足で、一度蒔いた種が全てやられ、もう一度種を蒔きなおしたそうです。言い換えれば、一つのかぶをつくるのに、倍の種を使ってしまったということ。
なんとか相原さんは融通をしてもらったそうですが、「種」が売り切れ、なんて誰も思わないでしょう。
私も思いませんでした。
相原さんのかぶはなんとか順調だそうですが、今、葉物が思った以上に発芽に時間がかかっているそうです。理由はしとしとと続いている雨。気温はまずまずあるのですが、地温(地面の温度)が上がっていないそうです。納品日(企画)は決まっているので、遅れるのを見ているわけにはいかない。急遽、畑に被覆資材を敷き、寒さ対策をしたそうです。
いつも笑顔の相原さん。
生産者がこんなに頑張っているのに、へこたれてなんかいられませんね。
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