全国産直研究交流会が福島で開催されました。
全国から生産者や流通関係者、生協関係者が参加しました。
コープふくしま理事の小澤さんが登壇され、これまでのこと、今のことについて報告されました。
たぶん、多くの参加者が、福島駅を降り立った時、あまり震災のことを感じなかったんじゃないかと思います。
なんだ案外普通じゃん、と思ったかもしれません。
もしくは、特にあまり感じなかったかも。
でも、もしそう感じていた人がいたなら、小澤さんの報告を聞いて、きっと冷水を浴びたような気分になったのではないかと思います。
あ、ここではまだ震災は続いているんだ、と。
小澤さんの報告は、必要以上に感情を込めず、淡々と、整然としていました。
だからこそ、伝わるものがあったのではないかと、僕は思います。
声をかけられる前に(気づかれる前に)、こちらからご挨拶をしたのは言うまでもありません。
外は大雪になりそうな気配でしたが、みなさんが笑っているその場所は、まるで春のように明るい雰囲気でした。
まあ相当賑やかだったということです。
ある方には「紙面で使う写真、手づかみで食べてる写真は使わないでね」と言われました。
もちろんです。僕にそんな勇気はありません。
おまけに岩手の
たぶん変わらず健在だったようです。
みんなパワフルです。
きっと、この3年間が強くしたのだと思います。
(元からの人もいらっしゃるでしょうが。。)
たぶんこの東北の地で、向き合わざるをえない現実の中で、みんな乗り越えてきて、今も次の壁を乗り越えている最中なのだと思います。
そんなみなさんに僕らは支えられているんだなぁと、会うたびに思います。
縁だなぁと思います。
僕もみなさんのように、今に慣れることのないよう、視界を狭めることのないよう、感受性を磨くことを怠らないよう、努めていきたいなと思いました。
みんなと会うとやっぱり前向きになれるから不思議だよなぁ。
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