2014年2月7日金曜日

産直研 in ふくしま 1日目 小澤さんの報告


全国産直研究交流会が福島で開催されました。

全国から生産者や流通関係者、生協関係者が参加しました。

コープふくしま理事の小澤さんが登壇され、これまでのこと、今のことについて報告されました。

たぶん、多くの参加者が、福島駅を降り立った時、あまり震災のことを感じなかったんじゃないかと思います。

なんだ案外普通じゃん、と思ったかもしれません。
もしくは、特にあまり感じなかったかも。

でも、もしそう感じていた人がいたなら、小澤さんの報告を聞いて、きっと冷水を浴びたような気分になったのではないかと思います。

あ、ここではまだ震災は続いているんだ、と。

小澤さんの報告は、必要以上に感情を込めず、淡々と、整然としていました。

だからこそ、伝わるものがあったのではないかと、僕は思います。


久しぶりにたくさんの福島の理事さん達にお会いしました。
声をかけられる前に(気づかれる前に)、こちらからご挨拶をしたのは言うまでもありません。

外は大雪になりそうな気配でしたが、みなさんが笑っているその場所は、まるで春のように明るい雰囲気でした。

まあ相当賑やかだったということです。

ある方には「紙面で使う写真、手づかみで食べてる写真は使わないでね」と言われました。
もちろんです。僕にそんな勇気はありません。

おまけに岩手の酒豪の理事さんにもお会いすることが出来ました。
たぶん変わらず健在だったようです。

みんなパワフルです。

きっと、この3年間が強くしたのだと思います。
(元からの人もいらっしゃるでしょうが。。)

たぶんこの東北の地で、向き合わざるをえない現実の中で、みんな乗り越えてきて、今も次の壁を乗り越えている最中なのだと思います。

そんなみなさんに僕らは支えられているんだなぁと、会うたびに思います。

縁だなぁと思います。

僕もみなさんのように、今に慣れることのないよう、視界を狭めることのないよう、感受性を磨くことを怠らないよう、努めていきたいなと思いました。

みんなと会うとやっぱり前向きになれるから不思議だよなぁ。








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