能登輪島、中浦屋の丸柚餅子(ゆべし)。
柚子を丸ごと使っていて、かなり贅沢な、大人の和菓子でした。
須藤さんからの差し入れです。
映画「武士の献立」に出てきた伝統的な和菓子だそうです。
おすそ分けは、その人の興味関心もおすそ分けしてもらったようで、とっても嬉しいし楽しい。
話を聞くだけでそれを見つけた時の嬉しさ楽しさが伝わるのが、また楽しい。
なんでも、苦味、渋味は、危険のシグナルなのだそうです。
しかし、人間が生来持つ嗜好は、甘味、塩味、うま味だけで、人間の初期段階には、「何を食べるか」ではなく、「何を食べないか」という嗜好を持っているだけなのだそうです。
それが成長に伴って、酸味や苦味、辛味、渋味、香りなどの「負の感覚・感情」を学習していくのだとか。この負の感覚の克服こそが、強い嗜好を形成するのだそうです。
苦いビールが美味しいと感じるようになるのは、なるほど味覚の成長なんですね。
何年か前に、最近の大学生は「とりあえずビール」ではなく、「最初からカクテル」で、ビールは苦いから嫌い、というテレビ番組での調査を見ました。
それを見て、僕は若くないのだと思いました。
能登輪島かあ。
人生で行くことがあるだろうか。
北陸は全く行ったことがありません。
それでも、まああちこち行っている方だとは思いますが。
明日から宮崎です。
雨よ、降らないで下さい。
何か面白いものを見つけて、僕も喜ばれたいなぁと思います。
アンテナ立てて行ってきます。
ほろにが丸柚餅子、ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿