2014年2月24日月曜日

温度差とあぐらと気付き

今日は月に1度の委員会。

ひまわり集会所のみなさんは、昨日幕張メッセで開催されたコープみらいのイベント「きやっせ物産展」に参加されたそうです。

ここの集会所で作っているアクセサリーなどの手作り品を販売するということで、ご招待を受けたのだそうです。
イベントのテーマの一つが復興支援ということのようで、ご厚意のご招待。

売れた?と聞くと、

全っ然売れない!と意外な返事。

どういうこと?

みんなリュック背負って、お目当ての物にまっしぐらで、私らなんかには目もくれない。
むしろ、「まだ復興って言ってんの?」って思っているように見えたよ。
なんだかすごい温度差を感じたなぁ。

今の被災地の状況はどうですかって聞いてきたのは2人だったよ。
(ちなみに、今回のイベントの参加者は、2万人です。コープみらいHPより)

でもね。
あたりまえだと思ったよ。

商品に魅力がなければ、買わないよ。

最初のうちはそりゃ買ってくれたよ。募金や寄付の気持ちで買ってくれたんだとも思う。でも、私達が作っているものって、極端に言ったらなくても生きていけるでしょ。

だから私達はもっといいものをつくらなきゃないのよ。
買ってもらえるいいものを。

復興にあぐらをかいてちゃだめなのよ。

そう言って、いつものように豪快に笑うのでした。


みなさんが感じた「温度差」とは、むしろ自分たちの温度だったようです。

自分たちが止まっている、と感じたのかもしれません。

温度の差は、相手が冷えているから差を感じるのか、自分たちが冷えたままだから差を感じるのか。

それを感じ、それに気付き、次に向かっていこうと意気込み。

すごいです。


僕は福島を重ねて考えていました。

やっぱり、お仕着せになってはいけないな、と。


僕らは、どちらの温度も感じていなければいけないと思うのです。






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