左のバナナは「ラツンダン」という品種。
フィリピンではポピュラーなバナナですが、追熟が非常に難しいので、日本での普及はかなり難しいようです。
これ、おいしい。
特に香りが素晴らしい。とてもフルーティです。
酸味もほどほどあって、甘味も強く、おいしかった。
右のバナナは「ラカタン」という品種。
現地では最もポピュラーな品種だそうです。
日本でもちょっと売られています。少し酸味がある分、ただ甘いだけじゃなくコクがある感じで僕は大好きです。でも日本ではあまり人気がないのが寂しいところです。
皮を剥くとこんな感じ。
左がラツンダン。右がラカタン。ラカタンはちょっと黄色っぽいです。
ちなみに日本で売られているバナナのほとんどは「ジャイアントキャベンディッシュ」という品種です。
変わったところでは、コレ。
「カルダバ」という品種で、調理用のバナナです。
砂糖で甘~く煮たものでした。
ほっくりして、そこはかとなく芋的な感じの食感でした。
ほんのり甘いような気もしましたが、甘く煮てあったからかも。
見た目よりおいしいです。
でも、極めつけはコレ。
魚のスープに具として入っていた、このヒダヒダ風のやつ。
正確にはバナナじゃなくて。
コレです。
この中にバナナの元になるものが入っています。
それを包んでいる、皮というか、なんというか。適当な日本語が見つかりませんが、ともかく食欲は湧かないシロモノです。
成長するとめくれてきて、下からバナナが現れます。
全部はがれると、こんな感じ。
バナナは最初下を向いていて、育つにつれて房全体が上に持ち上がってきます。
話は戻って、そのスープの具のソレですが、まあ、食べられはします。
しゃきっとするような食感だったかなぁ。
スープも不思議な酸味と、香りがあいまって、この上なくフィリピン的でした。
闇鍋的なごった煮系だったので、何が入っているかは分かりません。むしろ知らなくていいです。
なかなか手は伸びなかったのですが、よそってくれたものだから、頂きましたよ。もちろん。
何事も経験ですから。
そう言えば、昼間見たソレの陰には、小さな黒い虫が・・・。
何事も経験ですから。
バナナを知るために、来たんですから。
これしき。
せっかく作ってくれた、おもてなし料理をなんともったいない。
返信削除黒い虫は多分・・・だと思うのですが?
ココナッツミルクで煮込んだ野菜料理ですよ。
花ももっと小さいときは白い色で、サラダで食します。
あ~もったいない。
完熟ドリアンは食べましたか?
返信削除俺らは、必ず割れて落ちたドリアンをほおばります。
レッドホースという現地のビールと一緒に、一玉以上を
ほおばります。
朝起きたときのホテルの部屋の匂いには参りますが・・・。
蟻の群がるマンゴスチンも最高の味ですよ。
次回は必ず、マーケット(地元市場)で、自分で選んで買うことです。
熱帯、亜熱帯の果実はいろいろありますよ。
当然、口に合わない果実も多いですが・・・。
ゴリラ
ノアさん
返信削除いいぞ!、大変すばらしい経験でした。ネッ!
おまけに、スープのコメントが「チッ!よけいなことを」と
心の叫びが聞こえるようなすばらしいものでした。
ちなみに某「s」さんが行かれた際は、現地のひとんちに入り込んで
無断で鍋の蓋をあけ、食生活の飽くなき探求をしてました。
Byハマのオヂサン
ルーマニア卿さん
返信削除ちゃんと食べましたよ。しかもお替りもしましたから。すすんで!
その土地のものは、基本的には食べるようにしています。
でも、バロットが出なくてよかった・・・。写真で見たけれど、あれはキツイっすね。。。
ゴリラさん
返信削除食べましたよ食べました、完熟ドリアン。
忘れたくても思い出せないってやつです。
確かに甘かったけれど、翌日までゲップがドリアンでしたね。
マンゴスチンも頂きました。
でも一番驚いたのは、マンゴー。普通のペリカンマンゴー(カラバオ種)でしたが、うまいのなんの。
最高でした。
マーケット、いつの日か行くことがあったら行ってみたいです。なんだかんだと、今も時々フィリピンのことを思い出しています。
ハマのオヂサンさん
返信削除いやいや、謹んで頂きましたよ。チッなんてとんでもないとんでもないとんでもないないない。
そうですか、Sさん、そうでしたか。
今回のフィリピンへ乗り込んだ布陣は、おとなしめなメンバーだったので、そこまでは行きませんでしたね。
こっそり色々と教えて下さい。