2012年4月6日金曜日

楽しみにしておくといいよ。

職場の歓送迎会があって、帰り道、20も年上の先輩と一緒に帰りました。歩いて。

仙台駅前からてくてくと、木町を抜け、北山を超え、桜ヶ丘まで。けっこうな時間歩きました。

いろんな、いろんな話をしました。

僕はいろんな人の話を聞くのが好きです。
読んだことのない本を読むような感じです。

「手触り」を求めて、北の町に家を買ったこと。
昔読んだ「免疫の意味論」について。
2000年の元旦出勤のこと。
職場の環境がどんなに変わっても、振り返って考えてみれば、いつでも前向きだったこと。

なるほどなるほどでした。

僕も同じように思うことがたくさんありました。

別れ際、もし今20年前の自分に会ったら何を伝えるかと聞くと、先輩は「楽しみにしておくといいよ」と言うかな、と言っていました。

今僕が就職したての14年前の僕に会って、何か伝えるとしたら。

僕も同じように、楽しみにしておくといいよ、今は目の前のことを一生懸命やるといいよって。
そう伝えようと思います。

きっと20年後の僕も、今の僕にそう言うような気がします。

それだけで充分です。


君の願いはちゃんと叶うよ 楽しみにしておくといい
これから出会う宝物は 宝物のままで 古びていく

君の願いはちゃんと叶うよ 大人になった君が言う
言えないから連れてきた思いは 育てないままで 唄にする
(魔法の料理~君から君へ~)

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